外国学科3期生 森 隆太さん 外国学科3期生 森 隆太さん

海外でラーメン店を営むため、現在岡山市内のラーメン店にて修行中の森さん。
アメリカへの留学で見つけた夢を20代のうちに実現すべく、学びの多い毎日を過ごしています。

大学進学後に今の夢を見つけ、その夢に向かって邁進する森さんに、吉備国際大学・外国語学部で学んだことなどをお聞きしました。

吉備国際大学への入学を決めた理由は?

今の夢はアメリカに自分のラーメン屋を開きたいというものですが、もともとは映画バイヤーになりたいと考えていたため、その仕事で欠かせない海外とのやりとりに必要な英語を学ぶためにこの大学を選びました。

できれば実家から通いたいという思いもあり地元である岡山から離れたくなかったのと、吉備国際大学の外国語学部は留学が必須の学部であるということが魅力的に思えたので、この大学に行きたいと考えました。

留学での思い出を聞かせてください。

大学二年の時、5ヶ月ほど留学に行きました。
授業として英会話を学ぶ事と、実際にネイティブを前にして現地で成り立つ会話をすることはとても大きな違いがあると感じました。
初めはなかなか会話も通じにくく苦労しましたが、その分生きた英語を身に着けることが出来たと思います。留学中に知り合ったいろいろな国からの留学生達とは今もやり取りがあるほど、仲良くなる事が出来ました。

僕はアメリカへの留学だったんですが、ピザやハンバーガーといったアメリカらしい食事が続いた中で食べたラーメンがとてもおいしく感じられ、衝撃を受けました。
海外に行ったからこそ、日本食のおいしさを実感することが出来ました。
アメリカのラーメンは日本のラーメン店で食べるカジュアルな雰囲気とは異なり、記念日に大切な人と食べる食事といった扱いの店も多く、店舗の雰囲気もラグジュアリーな、少し特別感のあるものが多く見られました。
こういった違いが見えるのは、留学で現地の空気を直に知ることが出来たからこそだと思います。

文化の違いは食ばかりではなく、留学先のアメリカの方以外にもいろいろな国の方と交流ができる留学というシステムの中で見えたのは、自国の文化や政治などについての関心も日本と他国では大きく違うという点が目立って見えました。
また、これも留学に行って気付いた事なのですが、僕は日本のことをあまりよく知らないと感じました。
特に今日本のアニメは海外の方に本当に人気が高く、僕よりも海外の方のほうが日本のアニメについて知っているような状態でした。

留学から帰った時、日本についてもっと知りたいと思えるようになりました。

吉備国際大学で学んだことで、印象深いことは何ですか?

外国語学部を目指される方は英語だけ学ぶようなイメージを持たれている方も中にはいるかもしれませんが、卒業後に海外との関わりを視野に入れている生徒のためにも、日本についての学びもとても多く得ることができました。
茶道や合気道といった日本の文化を学ぶことも出来ましたし、日本の歴史についても授業として学ぶことが出来ます。
外国のことばかりではなく、日本についても学ぶことは日本人として海外の方と交流を持つ上でとても重要な役割を担ってくれます。

吉備国際大学への入学を考えている方へのおすすめのポイントは?

吉備国際大学に入る前は、中高と違い大学は教師との距離が遠いものだと思っていました。
実際に入学してみるとまったくそんなことはなく、困った時には本当に親身になってたくさん相談させてもらい、いろんな話をしてもらうことが出来ました。
授業に関する事以外にも、プライバシーに関することも話せるほどの距離感で卒業まで接していただけたので、とても心強かったです。

吉備国際大学の外国語学部が重きを置いている留学は、いろんな国の人が集まり、その中に自分自身の身を置いて学ぶことが出来るとても貴重な体験です。
知識として知ることと、体感として知ることはまったく別です。
将来を考えた時に海外を視野に入れている方には、ぜひ留学が出来る吉備国際大学の外国語学部を進路の一つに考えていただきたいと思います。

仕事中の様子
仕事中の様子
仕事中の様子