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学科の3つのポリシー

1.社会科学部の3つのポリシー(学位授与方針、教育課程の編成・実施方針および学生の受入れ方針)について

経営社会学科

学位授与方針(ディプロマポリシー)

本学科の課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を修得し、下記の力を身につけた人に対して学位を授与します。

知識・理解
経営社会学科の教育課程における厳格な成績評価の基準を満たしている。
経営学的視点から分析した企業経営に関する知識と、社会学的視点から分析した人間社会についての知識を修得している。
組織経営の仕組みや社会の仕組みが理解できる能力を身につけている。
思考・判断
経営学と社会学のどちらか、または両方の分野における専門的思考能力と実行力を修得し、企業経営や社会における様々な課題の解決において的確な判断と解決ができる。
技術・行動
協調性と創造性を併せ持つ豊かな人間性と社会の変化に柔軟かつ的確に対応できる能力を身につけている。
自らの意思で持続可能な経済社会の実現に向けて行動することができる。
態度
知識と知恵をバランスよく備え、社会人としての役割を理解し、常に自分自身を成長させようとする意欲と社会に貢献しようとする態度を持ち続けることができる。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラムポリシー)
教育課程の編成・実施
企業経営などの経営理論に関する知識と、グローバル化や地域問題など現代社会の諸問題を分析・解決する方法を学べます。科目は大きく分けて企業経営を学ぶ科目群、社会学を学ぶ科目群が開講されています。また、留学を目指す学生のための語学科目群及び、社会調査士資格を取得するための科目群を開講しています。
教育方法
学生自身が自分の興味と進路を考えながら、経営学と社会学について深く学べます。学生が自ら学ぶ力を身につけることを第一とし、参加型の授業方法を取り入れながら教育を行います。また、基礎演習と演習は、1年生から4年生までの少人数によるゼミナール授業で行います。
成績評価
成績は最終試験の点数に加え、ミニテスト、授業態度、授業での発表およびレポートなどにより総合的に判定します。演習や実習科目においては、発表や口頭試問などにより厳格に成績を判定します。

学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
入学者受入れ方針
経営社会学科では、現代社会が抱えている様々な問題を経営学視点及び社会学的視点から分析・理解し、それらの問題の解決方法を探っていきます。また、国際化・地域化に柔軟かつ的確に対応できる企業経営の方法論を学んでいきます。さらに、広い視野から日本や世界の社会、経済、文化などを分析し検討します。
本学科では、好奇心や探求心および豊かな想像力と実行力を身につけ、積極的に社会に働きかけができる人になりたいと思う人を求めています。
求める人材像
①企業などの組織と管理運営(経営)の知識を身につけ、企業経営のエキスパートを目指そうと思っている人。
②日本と世界の社会、経済、文化に興味を持ち、物事を深く探求してみようと思っている人。
③公務員や公的機関の職員として地域社会で活躍しようと思っている人。
④留学を通して語学力と国際性を身につけ、国際的に力を発揮したいと思っている人。
⑤好奇心旺盛で、勉学だけでなく地域社会の活動にも意欲があり、豊かな人間性を高めたいと思っている人。
入学までに学んでほしいこと
日本と世界、さらには地域で起きている様々な企業の動向、社会的、経済的出来事に関心を持つという気持ちを養ってきてほしいと思います。

スポーツ社会学科

学位授与方針(ディプロマポリシー)

本学科の課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を修得し、下記の力を身につけた人に対して学位を授与します。

知識・理解
スポーツ社会学の基礎を学び、社会におけるスポーツや運動の意義やあり方を理解する。そのうえで、人々の健康増進や生活の質の向上,スポーツ競技力向上,スポーツ組織経営に役立つスポーツや健康に関する専門的な知識を修得する。そして、様々なスポーツや健康に関わる分野の教員や指導者、または、運営者として社会に貢献することができる。
思考・判断
社会情勢や他者の状況を、論理的・客観的に見極め、その結果に応じた取り組み方を模索し構築できる思考・判断能力を持っている。
技術・行動
教員、スポーツコーチ・指導者、マネジメント、健康運動実践指導者・健康運動指導士に必要な指導技術を習得し、それらの指導現場に不可欠である望ましい対人関係を築ける能力や指導に必要なコミュニケーション能力を持っている。
態度
社会や組織の一員として、他者と協働して、主体的に問題発見及びその解決に取り組み、他者に対しても公平かつ好意的に接することができる指導者・教育者・社会の形成者としての資質を持っている。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラムポリシー)
教育課程の編成・実施
総合教育科目、外国語科目、専門教育科目等を配置し、4年間で124単位以上を取得します。特に、社会科学と健康科学を学問の基礎として、スポーツ・健康、マネジメント・コーチングに関する専門教育科目を配置しています。
教育方法
1年次の基礎演習を導入教育と位置づけ、2年次からスポーツマネジメント・コーチコース、健康スポーツコースのいずれかを選択し、専門性を高めていきます。また、スポーツボランティア実習や健康運動現場実習そして学校現場での教育実習等を通じて実践力を養います。
成績評価
講義については最終試験を厳正に実施し、授業の予習・復習も課しつつ評価します。本学科は実習や演習が多く、現場での実習の状況も十分に踏まえて、評価を行います。

学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
入学者受入れ方針
スポーツや教育、健康に関心を持つ人を広く受け入れます。競技スポーツ経験の有無、競技レベルの如何に関わらず、スポーツ・運動の専門的な勉強に興味がある人、スポーツ・運動を通じて社会に貢献する職業を希望する人を募ります。志願者の志望動機、個性や得意分野を活かして受験可能な多様な入試制度を設けています。
求める人材像
自ら身体を動かす事が好きな人、他者と共に運動するのが好きな人、運動の指導が好きな人、将来スポーツの指導者になりたい人、社会の中でのスポーツの意味や価値、あり方等について考えたい人、人間の身体や運動の仕組み等について探求したい人、人々の健康に貢献したい人、教育の現場で活躍したい人を求めます。
入学までに学んでほしいこと
色々な書物や報道等を通じて、スポーツや健康についての情報や問題、話題などに目と耳を向けてきてください。自分のスポーツ経験を振り返り、自分の興味や関心について考えてきてください。またそれらを通じて、基礎的な学力の必要性に気づき、自分なりに基礎学力の向上に努めてほしいと思います。

2.保健医療福祉学部の3つのポリシー(学位授与方針、教育課程の編成・実施方針および学生の受入れ方針)について

看護学科

学位授与方針(ディプロマポリシー)

本学科の課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を修得し、下記の力を身につけた人に対して学位を授与します。

知識・理解
グローバル化であらゆる健康レベルへの対応可能な①~④を修得している。
①必要な基礎的知識
②科学的思考に基づいた応用能力
③健康問題を分析し、改善するための計画立案・実践・評価の理解
④国際的な視点を持ち、様々な国の医療や看護への理解
⑤地域志向性の理解
思考・判断
健康問題を持つ人々への①~④を身に付けている。
①的確なニーズを把握
②適切な対応をするための科学的思考力
③看護を計画的に実践し問題解決する思考
④主体的な解決を促す指導能力
技術・行動
看護活動において求められる①~⑤の行動がとれる。 ①環境整備の技術
②ヒューマンケアに関わる様々な技術
③基礎となる理論を連動した実践行動
④チーム医療や多職種との連携への行動
⑤チーム医療実践におけるキーパーソン的行動
態度
専門職者として①②を身に付けている。
①高い倫理観と責任感
②生涯にわたって研鑽し続ける基本的姿勢と能力

教育課程の編成・実施方針(カリキュラムポリシー)
教育課程の編成・実施
多様な人を対象とする看護においては、幅広い教養が要求されるので、総合大学としての利点を活かし、基礎教育の充実を重視しています。
専門科目については、看護師国家試験受験資格取得に必要な科目に加え、国際看護や災害看護、看護政策論など、幅広く、かつ深い知識や科学的思考力が身に付く独自の科目が履修できるようにしています。また、保健師や養護教諭、高校教諭(看護)の免許取得に必要な科目も選択できるよう1年次から4年次まで段階的にカリキュラムを編成しています。
教育方法
科学的思考力や問題解決能力を養うために、講義だけでなく、グループワークや演習などを多くの科目に取り入れています。少人数教育の利点を活かし、個別指導を含む、きめ細かい、丁寧な指導を心がけています。実習では、2年次と3年次の病院実習において5名程度のグループを各教員が担当し、実習施設の指導者と共同で指導します。4年次の在宅や地域での実習では、2~3名程度のグループを各教員が担当し、保健師等とともに指導しています。養護教諭、高校教諭(看護)の教育実習においても各学校の実習指導教諭と連携をとり丁寧に指導しています。
成績評価
定期の試験だけでなく、授業を受ける態度、思考能力などを総合的に評価します。
実習については、単に技術的なことだけでなく、実習に取り組む姿勢や意欲、看護の対象者や実習施設指導者とのコミュニケーション能力なども評価の対象としています。

学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
入学者受入れ方針
本学科は看護師の養成を主な目的としており、看護師国家試験受験資格を得られます。さらに、保健師国家試験受験資格、養護教諭・高等学校教諭(看護)免許の取得、また、大学院教育も充実しておりより専門性の高い知識や技術の修得が可能です。国家試験があるので基礎学力を身につけていることが必要です。さらに大切なことは、健康問題を抱えている人々に対するやさしさや思いやりの心を持っていることであり、相手の立場に立って考え、行動できる能力を持っていることです。また、看護は同僚や他職種の人々とのチームワークが必須ですから、協調性があることも重要です。
求める人材像
①看護職を目指す強い意志を持った人。
②看護は出生から死に至るまで人生すべての段階や多様な人々を対象としてケアを行うので、対象者と良好な人間関係をつくる能力や倫理観がある人。
③医学・看護学は常に進歩しており、それに対応するために、専門職者として自己研鑽する人。
④人と関わることが好きなこと、好奇心や探求心にあふれ、科学的思考能力を持った人。                                                                                                                 
入学までに学んでほしいこと
看護学は、医学を学び看護を創出する側面を持っていますので、医学系の講義科目も多く、生物学や化学などを学んでおくと、授業内容の理解を助けます。また、多様な人々との良好な人間関係をつくるためには、社会常識を含めた幅広い教養や知識が求められます。看護記録や看護研究を行うためには読解力や作文能力も必要です。したがって高校では、文科系・理科系を問わず、可能な限り多くのことを学んできてほしいと思います。クラブ活動やボランティア活動の経験もきっと役立つでしょう。

理学療法学科

学位授与方針(ディプロマポリシー)

本学科の課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を修得し、下記の力を身につけた人に対して学位を授与します。

知識・理解
理学療法学に関する専門知識を身に付け、医療や地域で理学療法の対象となる人々の抱える問題や課題を発見、分析、解決する能力を習得し、豊かな長寿社会の実現に向けた専門家(プロフェッショナル)としての基本的素養を身に付けている。
思考・判断
専門家(プロフェッショナル)として、対象者の障がいや生活上抱える諸問題の解決に対応できる論理的な思考を習得し、理学療法士として科学的根拠に基づいた判断力を身に付けている。
技術・行動
理学療法に関する高いスキルと豊かな表現力を身に付け、それを実践していく力。対象者から学ぶ姿勢、臨床場面で適切に行動していく力を身に付けているとともに、卒業研究を通じて統合した専門知識を臨床や研究で活用していく力を身に付けている。
態度
理学療法士としての主体性と創造性、高い倫理性を身に付け、専門的職業人としての使命感と責任感、そして共感的態度を身につけ、卒業後も自ら学び続けていく熱意を備えている。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラムポリシー)
教育課程の編成・実施
教養科目では、理学療法士として社会で活躍する基本的素養を身に付けるため、幅広く充実した科目で構成。専門教育科目では、専門的知識と技術を体系的に学ぶ「専門基礎科目」「基礎理学療法学」「理学療法評価学」「理学療法治療学」「地域理学療法学」「臨床実習」科目で構成。理学療法士を目指す上で必要な基礎力を早期に身に付けられるよう配慮された、積み上げ型のカリキュラム編成としています。
「卒業研究」では、丁寧な個別指導で幅広い視野から問題を解決する力を育みます。4年次秋期に国家試験対策に関する科目を配置し、国家試験で求められる専門学力を育みます。
教育方法
入学後に臨床体験実習を行い、対人関係能力(コミュニケーション・スキル)、対象者から学ぶ姿勢を培います。また大学での学びに必要な基礎学力や情報リテラシー(文章理解と国語表現力)の向上を図ります。
理学療法士として医療や地域で活躍できるように、臨床場面で役に立つ実践的知識と技能を養います。充実した研究設備と豊富な臨床・研究業績をもつ教授陣により、高度な知識・技術と論理的思考を体系的に深化させます。また地域で活躍できる人材養成を目指し,地域体験実習を行い、地域活動に必要な素養を身に付けます。
講義ではグループワークを多用し、能動的に自ら学ぶ態度を身に付けるとともに、少人数ゼミ体制による学修を行います。成績優秀者にはトップアップ制度「学部大学院一貫教育」での学びを提供します。
成績評価
定期試験はもとより、自ら学ぶ姿勢を反映する講義内小テストの結果や講義ノートを提出させるなど総合的に評価します。実習科目に関しては、客観的臨床能力試験(臨床実習を行う能力を備えているか)など実技試験を加えて評価します。

学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
入学者受入れ方針
「理学療法士になりたい」という強い意志と夢をもち、かつ目標に向かって努力できる人。また、人とのふれあいを大切にし、人との話を傾聴できる人を求めています。
本学は大学院も有しており、より高度で専門的な知識・技術を学ぶことができます。
求める人材像
①「人を支える」プロフェッショナルを目指す人。
②強い志を持ち、探求心にあふれる人。
③人とのコミュニケーションを大切にできる人。
入学までに学んでほしいこと
理学療法士を目指し、入学後は先ず解剖学・生理学といった基礎医学科目を中心に学修し、幅広い知識を身に付けていきます。このようなことから高校で学んできてほしい科目として、生物Ⅰ、数学、英語が挙げられます。ただし本学科では、これらの科目に関する基礎知識を補えるように、高校での未履修者に対して十分な配慮を行っています。また大学院を有する国際大学として、語学力も身につけておくとよいでしょう。

作業療法学科

本学科の課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を修得し、下記の力を身につけた人に対して学位を授与します。

学位授与方針(ディプロマポリシー)
知識・理解
基礎医学、臨床医学や作業療法学に関する基本的な知識について学修し、理解している。さらに、作業の知識や作業療法理論を活用し、人の行動を分析することができる。また、新しい知識や最新の技術に対し日頃から関心をもち、それらを学修する積極性を身につけている。
思考・判断
医学や作業療法学に関する基礎知識を活用し、演習や実習を通して、知識と技術を臨床実践に結びつけることができる。また、作業療法実践の体験を通して、基本的な臨床的思考と判断能力を養い、それらを対象者の個々の問題に合わせて応用できる実践力を身につけている。
技術・行動
作業療法の対象者に対して、臨床実習指導者と共に必要な作業療法評価を行い、その結果に基づいて支援計画を立案し実施することができる。また、作業療法参加型実習を通して、各施設での作業療法を繰り返し経験することで、作業療法士として必要な技術・行動を修得している。
態度
他学生と共同して学習に取り組む中で、自己管理能力を身につけ、相手の尊厳、主体的を尊重できる豊かな人間性をもっている。また、倫理観、責任感に基づいた作業療法実践を展開できる態度を身につけている。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラムポリシー)
教育課程の編成・実施
社会に求められる作業療法士を養成するため、作業療法士に必要な知識・技術の修得だけでなく、多様な働き方にも対応できるよう、総合大学として教養教育にも力を入れています。
専門科目では、基礎医学や臨床医学の知識を作業療法に活用しながら学習できるよう、1年次から4年次まで実習科目を多く設けています。また、1年次「人間と作業」、2年次「作業機能障害評価学」、3年次「作業科学」などの作業療法理論に関する科目を重点的に配置し、作業療法の基礎から応用まで体系的に学習できるカリキュラムを編成しています。
教育方法
入学から卒業まで、作業療法に関する最先端の理論と実践について、アクティブラーニングや少人数学習(ゼミ活動)、個別指導の方法などを用いて教育を行います。
基礎医学や臨床医学では、タブレット等のICTを活用した学習を積極的に進めています。また、作業療法専門科目では、1年次から3年次まで現場経験を行いながら学習できる機会を提供しています。
成績優秀者は、トップアップ制度(学部大学院一貫教育)での活用したより高度な学びを提供します。
成績評価
各科目の到達目標および成績判定基準を事前に周知し、学生にとってわかりやすい成績判定を行います。定期試験、講義内小テスト、各種課題の達成度等、各科目の特性に応じて総合的に評価します。実技科目では外部の臨床家も交えた実技試験を実施し、複数の教員で成績判定を行います。

学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
入学者受入れ方針
本学科では所定の単位を修めると「作業療法士国家試験受験資格」を得られるため、人間に対する関心が高く、作業療法(士)に興味がある人を幅広く受け入れる方針です。また、本学科を卒業した方々は病院、施設以外でも活躍していることから、多様な働き方に興味がある人も受け入れています。さらには、本学は大学院を併設しているため、卒業後にキャリアアップしたいと考えている人材も広く受け入れます。
求める人材像
作業療法士に求められることは知識や技術を学ぶ能力があることやそれらの知識や技術を応用する能力があることです。具体的には、作業療法(士)に興味がある人、良好な人間関係を作るためにコミュニケーションを図ろうとする人、国家試験合格に向けて努力できる人、多様な働き方に関心がある人、キャリアアップしたい人です。本学科ではこれらの人材を育成します。
入学までに学んでほしいこと
作業療法士は、作業を通して健康と幸福を高める専門家です。作業とは日々の生活の営み全てです。したがって、入学までに、何か一つでも時間を忘れるぐらい没頭できる活動に取り組んでみて下さい。自分の生活の中で活動に集中する経験は、作業療法学を学ぶうえで役立つものになります。加えて、円滑なコミュニケーションを図るために、敬語や謙譲語の使い方を含めた国語の能力を高めておくことが望まれます。

社会福祉学科

学位授与方針(ディプロマポリシー)

本学科の課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を修得し、下記の力を身につけた人に対して学位を授与します。

知識・理解
講義のほか、地域貢献ボランティア、相談援助演習・実習、精神保健福祉援助演習・実習などによる、実際の背景をふまえたリアリティのある科目を学ぶことで、視野の広い知識と具体性のある理解力を身に付け、すぐれた実践力とコーディネート力のあるソーシャルワーカーとして、また、高等学校福祉教員としての知識を修得している。
思考・判断
社会の諸問題を発見して、それらを解決するためにはどんな方法・手段があるのかを考察し、それらを具体的に表現できる。
技術・行動
社会で起こる諸問題に目を開き、それらの解決に向けて、学んだソーシャルワークスキルを駆使して自ら適切に判断して行動することができる。
態度
新しい知識や技能に関心を持つとともに、ほかの人の意見も尊重しながら協力することができ、常に自分自身を高める自己研鑽意欲を持っている。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラムポリシー)
教育課程の編成・実施
本学科では2コースを設置し、2年次秋学期には学生のニーズによって自らの深めるテーマ・領域を選択します。福祉実践コースでは社会福祉の基礎や人間関係を築くためのコミュニケーション力などの会得を重視し、対人支援の基盤となる力を養成し社会に貢献できる人材を養成します。福祉資格コースでは、社会福祉の専門的な学びをより深め、人間の尊厳を守ることを基盤に、高い実践力の修得と専門職としての意識を涵養します。双方ともに、福祉の真髄となる人間理解に関わる科目のほか、また他職種や周囲の人々との連携力、調整力の強化を図るための教育内容で構成されています。
教育方法
講義・演習・実習をベースに、実際的体験型学習を重視しています。とくに個別性を重んじ、教員が学生に関わる情報共有に努め、学生一人ひとりに合った学習機会や場面を柔軟に提供し、アクティブラーナー(主体的な学び手)となるための能力を育みます。
成績評価
定期テストできちんと点数を取ることはもちろん必要ですが、その他講義・演習では真摯な授業態度、質問や意見表明など積極的な授業への関わりも評価の対象になります。また、実習や演習では施設や組織などの受け入れ担当者の評価も大きな意味があります。また他者評価とともに、意識的に自らが取り組む自己評価も重要な学びの糧となります。

3.心理学部の3つのポリシー(学位授与方針、教育課程の編成・実施方針および学生の受入れ方針)について

心理学科

学位授与方針(ディプロマポリシー)

本学科の課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を修得し、下記の力を身につけた人に対して学位を授与します。

知識・理解
こころと行動の仕組みや働きに関する実証的な研究法を理解し、それに関する専門的な知識・技法を修得している。合わせて、心理的支援に関する理論的・技術的知識の基礎を修得している。
教員免許状取得者においては、これらの心理学の知識に加え、社会科・公民科教員に必要な知識と技術を修得している。
思考・判断
こころと行動に関する日常的・臨床的諸問題に対して、適切な方法を選択し、解決するための科学的で柔軟な思考力および判断力を修得している。
技術・行動
研究成果を卒業論文としてまとめ、その内容を報告できるとともに、統合した専門知識・技術を自身の生活や社会のために活用できる。
態度
こころと行動に関する様々な問題、あるいは特定の問題に興味・関心をもち、自ら積極的に探求し、その成果を人間理解に生かし、高い倫理性のもとに自己向上や他者支援につなげていくことができる。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラムポリシー)
教育課程の編成・実施
心理学の基礎・基本となる知識や考え方、研究方法をしっかりと修得し、それを土台により専門的に実験的な心理学や臨床的な心理学を学び、公認心理師の基礎力を形成するカリキュラムとなっています。
<1年次>
教養科目のほか、専門科目としては心理学を概観するような科目を中心に、心理学の基礎的理解を深めます。
<2年次~>
より専門的な履修となり、その中心は心理学研究の進め方といった基礎力の育成にあります。そのための「心理学研究法」や「心理学統計法」「心理学実験」等がいずれも必修科目となっています。
<3年次~>
専門的な選択科目および数名ずつに分かれて行う演習(ゼミ)を中心に、自分の興味・関心のあることについて学ぶことで心理学の専門性を高めていきます。
<4年次>
学生一人ひとりに応じた指導の下、学びの集大成としての卒業論文の作成を行います。
教育方法
専門科目のほとんどが少人数クラスで行われ、学生個々の能力や人間性の向上に取り組んでいます。
また、1・2年次は基礎演習、3・4年次は演習(ゼミ)を開講し、入学直後から学生一人ひとりに対応して、学習意欲の向上に結びつける取り組みをしています。
成績評価
成績評価法と成績評価基準の適切な運用により、学生にわかりやすい評価をします。
講義・演習・実習といったそれぞれの科目のスタイルに合わせた評価を行い、定期試験の点数だけでなく、小テストやレポート、演習や実習への参加態度等を総合的に評価します。

学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
入学者受入れ方針
心理学科の教育目標は、「心理学分野における専門的知識と技術を教授し、学生個々の長所を生かしてその人間的魅力を高め、社会人としての良識と教養を備えた人材を養成する」ことです。
人間の意識や行動を、科学的かつ客観的な方法に基づいて記述・測定したり、分析したりしてみたいと思う人、そのような方法によって得られた知見を、学習・産業・臨床などの実践現場に応用してみたいと考える人、そしてそうした興味・関心を深めていくことを通して、自己の人間的成長を目指している意欲的な人を歓迎します。また、カウンセリング・マインドを持った社会科・公民科教員を目指す人も同様に歓迎します。
求める人材像
①人間そのものや人の「こころ」と「行動」に関心をもち、自分も他人も尊重できる人。
②人間を、人文科学的にも、社会科学的にも、自然科学的にも、諸種の観点から総合的にとらえようとする志向性をもった人。
③社会や他者のために役立ちたいと思っている人。
入学までに学んでほしいこと
人間の心理学的理解と解明のためには、文系だけでなく理系の知識や考え方も必要となるため、それらの最低限の基礎学力は身につけておくことが望まれます。
人間を対象に観察、実験、調査、検査を行うため、コミュニケーションや意思疎通の融通性が求められます。いろいろな人間関係の中で社会的スキルを身に着けておくことも必要です。

子ども発達教育学科

学位授与方針(ディプロマポリシー)

本学科の課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を修得し、下記の力を身につけた人に対して学位を授与します。

知識・理解
教育内容、保育内容に関わる知識を身に付け、子どもや保護者への支援の在り方について専門的知識を修得する。
①子どもの心理発達特性や障害児の心理等を十分に理解し、子どもの主体的な学びを支援する専門知識を修得するとともに、一人一人の子どもにとって、よりよい教育・保育を計画的に構成することの意義を十分理解している。
②子どもの教育内容・保育内容に関わる専門知識を身に付け、子ども・保護者への支援に関する専門知識を修得している。
思考・判断
講義を通して、自らの子ども観や教育観、保育観を形成するとともに、形成の経緯を振り返ったり、他者の考えと比較したりしながら、教育者としての支援の在り方や判断力を身に付ける。
技術・行動
教育、保育にかかわる各種の教育技術を身に付け、積極的に子どもや保護者と向き合い、専門家としての責任を自覚した行動がとれる。
態度
子どもの一人一人の個性を尊重し、子どもたちに生きる力(確かな学力、豊かな心、たくましい体)を付けることができる教師、保育士になるため、自ら考え、自ら学ぼうとする態度を培う。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラムポリシー)
教育課程の編成・実施
教養科目、専門科目などを配置し、4年間で124単位以上取得します。「教育」「保育」「福祉」「心理」などの専門科目を理論的,実践的に学びます。教育実習指導、保育実習指導なども充実させ、教育課程を編成しています。
<1年次>
教養科目のほか、 専門科目として教育、保育、福祉、心理の概念を知る教科を中心に、教育学、幼児教育、保育、福祉の基礎的理解を深めます。
<2年次~>
より専門的な履修となり、教職に関する科目、教科に関する科目、保育に関する科目などの必修科目が多くなります。基礎力の育成を行います。
<3年次~>
専門的な選択科目および数名ずつに分かれて行う演習(ゼミ)を中心に、自分の興味・関心のあることについて学び専門性を高めていきます。教育実習,保育実習に行きます。
<4年次>
学生一人ひとりに応じた指導の下、学びの集大成としての卒業論文の作成を行います。
教育方法
教師、保育士としての実践的な指導力を育成するために1年次から3年次の間に実習や体験的な授業科目を履修します。特に小グループによる学習形態で、主体的に学べる形を工夫しています。
成績評価
各授業科目においては、知識、理解のみではなく、教師、保育士として求められる態度や技能など多様な到達目標を設定しています。講義、演習、実習といった科目の形態に合わせた評価を行います。

4.農学部の3つのポリシー(学位授与方針、教育課程の編成・実施方針および学生の受入れ方針)について

地域創成農学科

学位授与方針(ディプロマポリシー)

本学科の課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を修得し、下記の力を身につけた人に対して学位を授与します。

知識・理解
農産業を基盤とした地域創成に求められる農業生産、食品化学・加工および農業経済・経営分野の技術と理論を身に付け、それらの重要性を就業経験等実習の場で理解して体得し、地域をつつむ自然生態やグローバル経済など国内外の諸情勢をも踏まえた総合的な知力と理解力も備えている。
思考・判断
学科が編成している農業生産・食品加工・流通経営および地域創成に関連する基礎及び実学重視の授業科目を修めることによって、地域創成に求められる様々な課題を解決できる力、企画力、思考力および判断力を身に付けている。
技術・行動
農業生産、食品加工、流通全般にわたる基礎的知識と技術を幅広く身につけ、地域や国際社会における農業等の情報を的確に捉える分析力を養い、地域社会の創成に対する確かな実践力と行動力を身に付けている。
態度
地域創成活動を推進するにあたり、地域社会を愛し、人々との協働を大切にし、人との意見交換を十分行って問題点を的確に把握する態度を身に付けている。また、課題解決のために必要な構想力と企画力を発揮するためには、的確な技術と有用な多くの情報を得るための不断の努力を怠らぬ姿勢を備えている。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラムポリシー)
教育課程の編成・実施
教育課程編成の基本的な考え方は以下の通りです。基礎教育課程では、日本人としての心情と国際人としてのセンスを兼ね備えた豊かな人間性を育む「基礎科目」と「地域連携講座」を設け、専門教育課程では、農学関連諸分野に共通する基礎を理解する「専門基礎科目」、「専門科目」として、農業技術、食品化学・加工および農業経済・経営分野の授業科目、専門的知識と技術の実践を目指す「専門応用科目」では、実学を重視してフィールド実習、就業体験をするインターンシップ、食農コープ実習などの教育プログラムを編成している。地域社会創成の担い手に求められる技術と知識を備えた基礎力と、それらを地域社会で実践する応用力を併せて体得できるような構成を目指しています。
教育方法
地域社会の創成に求められる"創造力、構想力、企画力”を育むため、学生の自発的な学習を促す実学重視の教育を少人数制で実施します。フィールド実習、インターンシップ、食農コープ実習などによる就業体験や能動的取り組みの必要な学習の機会を設けるとともに、卒業研究や演習などを通じて全教員が学生の独創的な発想による取り組みを支援します。
成績評価
成績は試験の点数に加え、授業態度や授業での発表およびレポートなどにより総合的に判定します。

学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
入学者受入れ方針
地域社会を愛し、農と食の持続的な発展による地域の活性化に興味を持ち、国際的視野に立った実学的知識と技術修得に努め、地域創成に貢献しようとする意欲をもった人材を求めています。
求める人材像
農業生産、食品加工、流通全般にわたる基本的な知識と技術を幅広く身につけ、地域社会や国際社会における農業の状況や位置づけを的確に捉えることのできる視野を養い、卒業後の各自の立場から農業をはじめとする様々な地域産業の振興への貢献などを通して地域の活性化に寄与したいという情熱のある人材を求めています。
入学までに学んでほしいこと
日本の農村社会がどのような状況にあるか、その原因は何か、また食料やエネルギー問題の現状と厳しい将来を学んでいること。それによって、持続可能な地域社会の新たな創成には、再生可能な生物資源の生産を基盤とした農業とその関連産業の活性化がいかに重要かの理解を期待します。「地域創成農学科」が目指すこのような地域創成に関する教育内容について、その意義を理解した上で、意欲を持って講義や実習に取り組んでもらえることを期待しています。

醸造学科

学位授与方針(ディプロマポリシー)

本学科の課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を修得し、下記の力を身につけた人に対して学位を授与します。

知識・理解
1)農業・食品関連産業に関する基本的事項に関する知識と理解力を身につけている。
2)食品科学分野全般についての知識と理解力を身につけている。
3)日本及び諸外国において培われてきた酒精酵母、乳酸菌、麹カビなどを用いた多種多様な醸造・発酵に関する知識と技術を身につけている。
思考・判断
1)農業・食品関連産業の現状や課題を正しく認識できる思考力・判断力を身につけている。
2)食品科学分野の役割と責任を認識できる思考力・判断力を身につけている。
3)醸造・発酵に関する知識と技術を基礎として、それを新たな醸造関連食品の創作や食文化への応用などに展開する思考力・創造力を身につけている。
技術・行動
醸造・発酵に関する知識と技術を身につけ、そこから、新たな醸造関連食品の創作や食文化への応用などを通して社会の発展に貢献する行動力を身につけている。
態度
農産物などの生命を用い、微生物という生命を活用し、人間という生命が食べるという、生命に関わる学問分野であることを理解し、謙虚な姿勢で学業に臨み、生命に対する感謝の心と食の安全・安心に対する強い関心を持った態度を身につけている。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラムポリシー)
教育課程の編成・実施
教育課程は、大きく「教養科目」と「専門教育科目」で構成しています。
「教養科目」は、豊かな人間性と幅広い教養を育むための一般教養科目等の「全学共通科目」と南あわじ志知キャンパス独自の「地域連携講座」で構成しています。
「専門教育科目」は、食農関連諸分野に共通する基礎を理解するための「専門基礎科目」、醸造に用いる原料農産物の生産、管理、流通を理解することを目的とした「農業系科目」、醸造技術に関する基礎及び応用とそれを食品として活用するための食品関連科目を配置した「醸造系科目」、さらに、食文化への応用等に関する科目、知識を実学として学ぶインターンシップなど、専門性を深く探究するための醸造学演習や卒業研究などを配置した「専門応用科目」で構成しています。
これら各分野に配置された科目を学年ごとに段階的に学ぶことによって、本学科の卒業生に求められる知識と技術を備えた基礎力と、それを社会で実践する応用力を身につけるための教育課程を編成し、実施します。
教育方法
多彩な種類の食物と多様な種類の微生物の組み合わせは無限大にあり、これは、新たな醸造関連食品創出の大きな可能性を示しています。本学科では、「学生が創造力を養い、独創的な発想ができる力を身につける」という教育を目指しています。
そのために、体系的に専門教育科目を教授します。また、1~2年次では、学生の自発的な学習を促す少人数制の基礎演習を行い、3~4年次では、インターンシップ、食農コープ実習、日本の食文化実習などの実学的な学習の機会を設けるとともに、醸造学演習や卒業研究などを通じて全教員が学生の自主的、独創的な取り組みを支援します。
成績評価
成績は試験の点数に加え、授業態度や授業での発表及びレポートなどにより総合的に評価します。

学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
入学者受入れ方針
人にとっての「食」の重要性を理解し、その機能や安全性、また、食文化に対する興味を持ち、醸造・発酵をはじめとする食品科学全般に関する知識と技術の修得に努め、それによって社会に貢献しようとする意欲のある人材を受け入れます。
求める人材像
醸造・発酵をはじめとする食品科学全般に関する基本的な知識と技術を身につけることを基礎として、新たな醸造関連食品の創出や食文化への応用などを通して日本および国際社会、特に地域社会に貢献したいという情熱を持った人材を求めています。
入学までに学んでほしいこと
世界と日本の食糧事情がどのようなものであるか、興味を持って学んできてください。その上で、収穫したものを保存するという食品加工技術として醸造・発酵があり、これを用いることが食糧事情の改善に役立つことを知識レベルで学んできてほしいと思います。また、生物を構成しているのは化学物質だということを理解するために、高等学校で学ぶ範囲で、生物学と化学を習得してきてほしいと思います。

5.外国語学部の3つのポリシー(学位授与方針、教育課程の編成・実施方針および学生の受入れ方針)について

外国学科

学位授与方針(ディプロマポリシー)

本学科の課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を修得し、下記の力を身につけた人に対して学位を授与します。

知識・理解
日本の文化・歴史・芸術などについて、諸外国人に向けて英語で語るために日本に関する知識を身につけている。また、諸外国人と英語で正確なコミュニケーションをとるために英語学(音声学や文法や言語的構造)に関する知識を身につけている。教職希望者は教育現場で英語を指導できる知識を身につけている。
さらに、国際ビジネスに関する専門的知識と、人間関係の築き方やリーダーシップの取り方を理解している。
思考・判断
海外留学で異文化を体験することによって、冷静かつ論理的に思考し、公正な判断をする力を身につけている。
また、マスメディアやインターネット等で収集した情報のうち有用なものを吟味して、仕事や研究に活用でき、論理的に思考し、説得力のある文章を書ける力を身につけている
技術・行動
外国のあらゆる地域においても他者を尊重し、英語で正しく自国と自分を語ることができるコミュニケーション力と自己表現力を備えている。
さらに、日本と世界を取り巻く社会的問題と自己の生活の中にある諸問題を発見し、主体的に解決する行動力を持っている。
また、集団活動や共同研究を通じて共に学び、共に取り組む姿勢を身につけ、世界を舞台に活動している企業や民間団体などでも積極的に行動できる国際教養と問題発見・解決能力を身につけている。
態度
日本の文化に興味をもち、海外の人々に自分と自国について自信を持って語り、失敗を恐れず目標に向かってチャレンジし続ける態度を持っている

教育課程の編成・実施方針(カリキュラムポリシー)
教育課程の編成・実施
カリキュラムは、「日本学」Japan Studies、「国際学」Global Studies、「英語学」English Studies の3本柱で編成しています。
日本の社会や文化について学び、同時に、英語の諸科目で「聞く」「読む」「書く」「話す」4技能を向上させます。大学生として身につけておくべき自然科学等の一般教養を身につけた後、人文・社会科学の専門諸科目で希望する就職に向けた能力を養成します。
なお、実践的な英語教育を通じて、アクティブな学修の機会を増やして、海外において英語を言語として生活し、大学などで学ぶことに備えています。留学先はインターンシップを含め様々な国の大学・機関・企業の中から自身で選び諸手続きを行います。最長1年間の留学が可能です。就職活動や教育実習を考えて留学計画を立てます。
教育方法
英語の授業は、まず基礎的、総合的な英語運用能力の定着を目指し、次に、目的やレベルに応じた実践的な英語運用能力の向上を図ります。具体的には、各学年における到達目標を設定し、少人数制教育を実施します。評価に当たっては外部英語試験を導入して、学習者一人ひとりの到達度を客観的に確認します。こうすることで対外的にも学習成果が明瞭化し、スコアという形で明示されるので、目標も立てやすく、励みにもなるのです。授業以外の自習も大切です。e-learningなど、コンピューターを利用して、自習室や自宅でも日常的に学習する癖をつけることが言語習得の決め手になります。
成績評価
成績は試験の点数に加え、質問などの授業参加度や授業での発表およびレポートなどにより総合的に判定します。インターンシップ等の場合、報告会での発表状況、外部組織の担当者の評価も加味し評価します。自分を成長させる意欲をもって、毎回の授業、予習・復習、現地実習および事前事後指導に臨んでください。

学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
入学者受入れ方針
グローバル化の進展に伴って国際情勢の変化が日常生活に与える影響は増々顕著になっています。職場環境も変化して海外との交渉は当然として上司、同僚、部下が外国人という状況も珍しくなくなっているのです。学生にも国際人としての視野や適応力が望まれて既に久しくなりました。大切なのは狭隘なエスノセントリズムに囚われることのない異文化認識と適応力とを身につけることです。そのために重要なのが異文化の中での経験です。若者は可能な限り異国の地に立ち、全身で異文化を体感し、そこにも実在する人間を再発見してもらいたいと考えます。企業人であれ公務員であれ新しい時代を切り拓いていく人が求められているのです。外国学科では、異文化を理解し、新しい時代を生き抜くために海外体験をしたい、留学もしたいと考えている人、グローバル社会で活躍したい、国際的な視野をもつ英語教員または日本語教員になりたいと思っている皆さんを受け入れます。
求める人材像
外国語学部では、以下の人材を求めています。
① 多様な文化を理解して、社会で活躍したい人。
② 日本と外国に関する幅広い教養を身につけたいと希望する人。
③ 英語のコミュニケーション能力を伸ばそうと強く決意する人。
④ チャレンジ精神を常に抱いて海外に雄飛する<志>を持つ人。
⑤ 専門知識を活かしてグローバル社会で活躍することを望む人。
入学までに学んでほしいこと
・中学・高校で学んできた英語の基礎を確実に学修してきてください。
・オール・イングリッシュのクラスに対応できるように、特にリスニングの力を身につけておきましょう。CD、DVD、インターネット配信の音声や動画などでしっかり聴く練習をし、英語の音、リズム、スピードに慣れておくことが必要です。
・目標設定をしておきましょう。どの程度の英語運用能力を身につけたいのか、ゴールを設定し、ゴールに達するには何をどうしたらいいのか、考えておきましょう。
受験のための英語ではなく、役に立つ英語を心がけましょう。将来の留学や就職活動のために必要とされるTOEFL/TOEIC対策を易しいところから、進学が決定しだい始めましょう。詳しいことは入学前説明会でお伝えします。肝心なのは絶対にあきらめない強い心。自分には無理だと決めつけないで、世界で戦っているスポーツ選手やミュージシャンを思い出しましょう。その人たちにも将来の自分になるための克己の時代があったのです

6.アニメーション文化学部アニメーション文化学科3つのポリシー(学位授与方針、教育課程の編成・実施方針および学生の受入れ方針)について

アニメーション文化学科

学位授与方針(ディプロマポリシー)

本学科の課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を修得し、下記の力を身につけた人に対して学位を授与します。

知識・理解
独創的な発想を大切にし、以下の内容を身に付けている。
①アニメーション等の映像制作の行程を理解し、必要な知識を身につけ機材の操作方法などを修得することで映像表現ができる。
②プロデュースの内容を理解し、メディアに対して幅広い知識を有し多角的な視点を持つことができる。
③アニメーションやマンガなどの映像や出版の文化を研究対象としてとらえ、実践的な知識によって理解し学びに向かう力を持ち続けることができる。
思考・判断
①自由な発想と柔軟な判断をもとに個性的な造形思考ができる。
②企画力を身につけて十分な配慮、冷静な判断ができる。
③アニメーション作品の意味や価値に対して深く思考することができ、作品や制作に対する批評や議論ができる。
技術・行動
①制作にあたっては十分な描画力や構成力を有し、鉛筆や色材及びコンピューターソフトを使って完成度の高い作品を追求できる。
②作品を深く鑑賞したり分析したりすることを基に、プロデュースを行う視点で協同的に行動できる。
③メディア作品の研究方法を身につけ文化研究ができる。
態度
①新しい知識や技術などに対して積極的に吸収しようとする態度を身に付け、計画性を持って根気強く丁寧な研究や制作ができる。
②様々な国の言葉や文化に興味を持ち、他者の言葉に謙虚に耳を傾けることができる。
③気持ちの良い挨拶、整理整頓や掃除、期限の厳守など基本的な態度を身に付けている。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラムポリシー)
教育課程の編成・実施
アニメーションなどの映像作品に対する幅広い知識と実践的な技術を身につけ、アニメーション等の映像制作、プロデュース研究、文化研究ができる能力を身につけることを目指しています。
①「制作分野」では、1年からデッサンやアニメーション制作の基礎的な知識と技術を学びます。2年からは実践的学習を行い、3年で自主制作、4年で卒業制作を行います。
②「プロデュース分野」では、企画からコンテンツ制作、商品開発に至るまでプロデュース業務に必要とされる内容を実践を交えながら全学年を通じて学びます。
③「文化研究分野」では、観る経験を大切にしながら、マンガやアニメをはじめとする視覚メディアに関する理論や文化史、著作権について全学年を通じて広い分野を学びます。
④様々なメディア関係の就職現場で必要な知識技術に特化した教育を実施します。
教育方法
①学習段階に応じて多くの作品を鑑賞し、演習科目の中で具体的に必要な知識や技術を獲得しながら、興味のある内容について制作したり研究したりできる力を身につけます。
②アニメーション等の映像制作者やプロデューサーから一人ひとりに応じた実践的指導を受けながら、同時に歴史や文化、情報倫理に関する専門家の指導によって深い学びを実現します。
③1年生の基礎演習を基に、2年生の応用演習、3・4年生での一貫したゼミを通じて、常に個人のアイデアを大切にしながら専門性を身につけます。
成績評価
成績は最終試験が厳正に行われ評価されます。また学習過程も評価され、制作等を含む科目では提出作品に対する評価が重視されます。
「卒業研究」では、作品制作、実践研究、文化研究から、自分が選択したい分野で評価を受けることができます。

学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
入学者受入れ方針
卒業後にアニメーションをはじめとするメディア関係の仕事を志望する人を中心に、広く制作や企画、文化研究に興味のある人を受け入れます。
①子供の頃からアニメーションやマンガが好きで、たくさん鑑賞したり絵を描いたりしてきた人。
②ゲームやメディアに関心を持ち、書籍やコンピュータを利用しながら、協同して制作したり企画したりすることを楽しめる人。
③国際的な視野を持ちながら様々な国の友人を大切にすることができる人。
求める人材像
アニメーション文化学科では、アニメーションやイラスト、映像作品についての制作やプロデュースに強い関心を持ち、将来幅広い知識・教養によって社会で能力を発揮できる人材を求めます。
①アニメーション文化に強い関心を持ち、根気よく制作や研究を行うことができる人。
②自由な発想を有し、積極的にプロデュースや企画、作品鑑賞を楽しむことができる人。
③他者を尊重し、時間を守り、環境管理を行いながら計画的に学習を行うことができる人。
入学までに学んでほしいこと
①人物や物のデッサンや模写などたくさんの絵を描いておくこと。
②映画やTV、雑誌、インターネット等を活用して、多くのアニメーション作品や映像作品、マンガなどを鑑賞しておくこと。
③新聞や本を読んで、自分の関心を広めておくこと。

7.通信教育部心理学部の3つのポリシー(学位授与方針、教育課程の編成・実施方針および学生の受入れ方針)について

通信教育部子ども発達教育学科

学位授与方針(ディプロマポリシー)

本学科の課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を修得し、下記の力を身につけた人に対して学位を授与します。

知識・理解
(1)子どもの心理発達特性や障害児の心理等を十分に理解し、子どもの主体的な学びを援助する専門知識を修得するとともに、一人一人の子どもにとって、よりよい保育・教育環境を計画的に構成することの意義を十分理解している。
(2)子どもの保育内容・教育内容に関わる専門知識を身につけ、それらの相互補完的な複合的な理解とともに、子どもへの直接的な発達支援や、保護者への子育て支援の専門知識を修得している。
思考・判断
保育・初等教育にかかわる各種の専門援助技術を身につけ、積極的に子どもや保護者と向き合い、専門職者としての責任を自覚した行動がとれる。
技術・行動
保育・初等教育にかかわる各種の専門援助技術を身につけ、積極的に子どもや保護者と向き合い、専門職者としての責任を自覚した行動がとれる。
態度
保育・初等教育に携わる者として、子ども一人一人の個性や特性を尊重し、その成長発達を見守り、援助する姿勢を持つと同時に、常に専門職者としての知識や技能の向上に意欲を持ち、また人間としての自らの自己成長に努力する態度を身に付けている。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラムポリシー)
教育課程の編成・実施
本学科のカリキュラムは、4年制通信教育課程として、教養科目の履修から専門科目の履修に至る学びの中で、高い学修効果が得られるよう編成されており、大学卒業の学位取得にふさわしい教育内容になっています。具体的には、教養科目群14科目(テキスト科目11、スクーリング科目3)は、基礎的な教養を身につけるために、言語・情報関係科目群、社会・人文関係科目群、自然科学関係科目群から成っています。また、専門科目群104科目(テキスト科目71、スクーリング科目27、実習科目6)は、保育士資格・教員免許取得にかかわる専門科目に加えて、心理・保育・教育・子ども福祉について多面的に学ぶための科目が配置されており、子どもの成長発達の姿を客観的・科学的に理解し、援助するための原理・方法にかかわる心理学分野を学びのベースとして、保育や初等教育の専門分野における専門科目群を履修するとともに、家庭や地域における子育て支援に関する専門知識や基礎的援助技術を身につけることができるようなカリキュラム構成となっています。また、初等教育専門科目の内、教職に関する科目の履修では、教育実践力の涵養と向上を目指して初等教育現場経験者によるスクーリング形式の「指導案作成と模擬授業」を実施しています。
教育方法
(1)テキスト科目については、各科目指導担当者が指定する教科書や参考書を用いて自宅学修を行うとともに、科目指導担当者より与えられるテキスト内容に基づく添削課題の解答提出・返却により学修状況の確認が行われます。
(2)スクーリング科目については、指定期日に大学に通学し、直接対面授業形式による学修を行います。
(3)実習科目については、保育・初等教育現場等での実習が中心となりますが、学内ではスクーリングによる事前・事後学修を行います。
成績評価
(1)テキスト科目については、自宅学修に基づく添削課題の解答提出・評価と、各期末に大学等の施設において実施する科目単位認定試験により成績評価を行います。
(2)スクーリング科目については、スクーリングへの出席と、スクーリング最終時限に実施される科目単位認定試験により成績評価を行います。
(3)実習科目については、実習現場の評価ならびに実習に関わる学内の学修状況を総合的に勘案し成績評価を行います。

学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
入学者受入れ方針
本学科の設置目的は、大学において心理学や保育・初等教育の専門分野について学び、専門知識や援助技術を身につけたいという強い学習意欲・動機を持ちながら、諸般の事情により修学の機会を得ることができない社会人の知的探求心や学習ニーズにこたえるとともに、保育や教育現場等で働きながら資格や免許の取得を目指す社会人のキャリア・アップや生涯学習の場を提供することです。したがって、一人一人の子どもの成長発達にとって望ましい具体的な援助ができる力を身につけるために、様々な学びや体験に積極的にチャレンジし、自己の能力(可能性)を最大限に引き出し、伸ばすことに意欲を持った人を受け入れたいと考えています。
求める人材像
子どもとかかわるセンスを養うために、子どもの音楽や図画工作、運動や遊び、絵本や児童書などに関心を持ち、子どもの世界にできるだけ幅広く触れておいてほしいと思います。
また、保育者や教育者として必要な基礎的な一般教養・知識、特に高等学校までの国語、数学、理科、社会等の科目内容については十分理解しておくことが望まれます。
態度 保育・初等教育に携わる者として、子ども一人一人の個性や特性を尊重し、その成長発達を見守り、援助する姿勢を持つと同時に、常に専門職者としての知識や技能の向上に意欲を持ち、また人間としての自らの自己成長に努力する態度を身に付けている人を求めます。
入学までに学んでほしいこと
子どもとかかわるセンスを養うために、子どもの音楽や図画工作、運動や遊び、絵本や児童書などに関心を持ち、子どもの世界にできるだけ幅広く触れておいてほしいと思います。
また、保育者や教育者として必要な基礎的な一般教養・知識、特に高等学校までの国語、数学、理科、社会等の科目内容については十分理解しておくことが望まれます。

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