2017 年 1 月 19 日

農業女子会で視察に行きました

1月14日、地域創成農学部の農業女子会で視察に行ってきました。

 

地域創成農学部では地元南あわじ市と連携して、卒業後に就農を

希望する学生を支援する就農支援プログラムを設けています。

農業女子会はこのプログラムの一環で、卒業後に農業をやりたい

女子学生をサポートできるよう、女性農業士さんのところへ

いろいろ勉強させてもらいに行く会です。

 

14日は淡路島を飛び出して、兵庫県小野市の「きすみの営農」さん、

兵庫県加古郡の「花房ファーム」さんのところへお邪魔しました。

 

きすみの営農さんでは兼業農家さんが多い中、男手の少ない平日は

女性の方にトラクターやコンバインなどの農業機械を操作してもらう

ことで大変上手に運営されていらっしゃいました。

 

また、お子さんがいらっしゃるママさんばかりなので、

「自分の子供に食べさせたいものを作る、自分の子供に

残したい環境を作る」をモットーに、女性ならではの

細やかな運営がとても印象的でした。

 

その後、農業機械を見させていただきましたが、淡路では

見ないような大型機械がズラリ!総面積が40haにも及ぶ

大規模経営ならではだなぁと見入ってしまいました。

でも、こんな大きな機械を操っていらっしゃるなんて、

ママさんたち凄いです!

 

昼食を食べた後、花房ファームさんのところへお邪魔しました。

花房さんはプロフェッショナルな匂いがプンプンする方なのですが、

実はまだ就農して5年目とのこと!

その前はバイクのメカニックをされていたという異色の農家さん

でした。ご両親が農業を営まれていて、ご自身が研修を終えて

就農1年目に建てたパイプハウスが爆弾低気圧で木っ端微塵になり、

逆に農業をやって行く決心がついたお話など、新規就農ならではの

お話を気さくに話してくださり、とても興味深かったです。

 

どちらの農家さんも農業に対して並々ならぬ思い入れやこだわりが

あり、これから就農を考える学生にとってはとても刺激的なお話でした。

 

大変お世話になりましたきすみの営農様、花房ファーム様、今回も

企画を担当して下さった南あわじ市農林振興課様にこの場をお借りして

御礼申し上げます。

 

 

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