先月、「高梁市図書館を活かした中心市街地活性化ワークショップ」に参加したこともあって、今日は本町で開かれている「町屋通りの雛まつり」に出掛けてきました。
中心市街地での観光客の回遊を自ら体験する意味もあって、出発点はもちろん「高梁市図書館」です。
図書館の次は、お披露目も終わったばかりの「備中高梁まちづくり研究所」(通称:まちけん)です。この中に、地方では珍しいアニメスタジオがあるのです。
スタジオの中では、今日も山田方谷のアニメを鋭意作成中だったので、挨拶もそこそこに退散しました。無事完成をお祈り致します。
土曜日の正午前、商店街に人通りはほとんど見られません。にわか雨も降り出して、雛まつりが一体どうなることかと不安がよぎる。
ところが、雛まつりの会場本町になると、雨にも関わらず例年通りの賑やかな人出が見られたのでした。その中には、留学生の姿もちらほら。
やがて雨も上がってくれました。
これは個人の家のガレージが使われているのでしょうか。見事にコンパクトな雛段が出来上がっているのでした。
大きな町屋では、このような豪華な雛壇も飾られていました。圧倒な姫軍団の中で、男たちは何とも居心地が悪そうな、トボケタ表情をしているのでした(個人的な印象)。
通りを歩けば、こんな面白い光景も見られました。
これは、本町の北端近くのお店で頂いた特製のぜんざいです。手作り感が満載でした。
その時ふと顔を上げると、店の前を人影が・・・。
ぶ、ぶ、武士が、回遊している! それを何と、猫が見ている!
モダンな図書館から始まった旅は、こうして意外にも武士との遭遇で終わったのですが、時空を超えた、歴史上の、物語上のいろいろな人物・キャラクターがこの通りを闊歩するようになれば、これは面白くなるだろうと、猫と一緒に夢想してみるのでした。