2011 年 12 月 1 日

老年看護学実習Ⅰ無事終了!

先日老年看護学実習Ⅰ(病院での実習)が3年生全員、
誰も1日も休むことなく無事終わりました。
各自がそれぞれ高齢者の方を受け持たせていただき、
この方の抱えている問題は何なのか、
そこにどのように看護介入したらよいかを学ぶ実習でした。

は じめは患者さんとのコミュニケーションに苦心している学生もいました。
ですが、実習の終わりには「何度も繰り返し同じ話をきくのはしんどかったけど、
そこ に何か大事な情報がある気がした」と学んでくれていました。
孫のようにかわいがってもらい、最終日には「本当によくしてもらった、
ありがとう」と言われ、 涙する学生もいました。講義で学んだこと以上に、
ベッドサイドで患者さんに教えていただいたことがたくさんあったと思います。

多 くの経験を積んでこられた大先輩の、長い人生のほんの一部でも、
そこにある何かを感じてくれていたら…と思います。
教員一年生の私の指導がなかなか行き届 かず、
学生のみなさんにはご迷惑をかけました。
でも、私も学生と一緒に「看護とは何か」を初心にかえって考えることができました。
ある患者さんが「いい看 護師になる前に、まずいい人になることじゃ」と
学生におっしゃってくださいました。

学生みんなにこの言葉を心にとめておいてほしいと思います。
実習はまだ まだ続きます。
学生のみなさんには、患者さん、病院の指導看護師さんはじめ、
自分たちの実習にどれだけの多くの方が関わってくださっているか、
感謝の気持 ちを忘れず、これからもたくさん学んでほしいと思います。

(老年看護担当:木村)

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最終日、みんな記録を仕上げるのに一生懸命です。

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