看護学科

2012 年 1 月 4 日

統合実習の様子～岡山大学病院編～

岡山大学病院での統合実習が12月19日から始まりました。

統合実習の目標

１．看護専門職としての倫理観をもち、責任と役割を考えることができる。
２．人間の尊厳や個別性を尊重した態度を身につける。
３．看護チームの一員としての認識を持ち、リーダーシップ・メンバーシップがわかる。
４．安全な看護を実践するために、設備・器具類の効果的で合理的な使用方法がわかる。
５．保健医療チームの一員としての役割を自覚し、多職種との共同のあり方を理解できる。
６．深く看護を理解し、常に学び続ける姿勢を持ち続け、自己研鑽に努める。

以上６つの目標を掲げ、１クール目の17名が、
西4病棟・東5病棟・東7病棟・東９病棟・西9病棟・西10病棟に分かれて実習しました。

初日には、統合実習ガイダンスのあと、岡山大学病院の保科看護部長から
「岡山大学病院における看護管理」について、ご講義いただきました。

保科看護部長の講義を真剣に聞き入る学生たちです。

大学病院の理念や目標、看護管理とは何かなど、
とても分かりやすく講義していただき、
学生も地域との医療連携の実際についてなどの質問を積極的にしていました。
実習記録には「看護管理は、個人でするものではなく、組織化して行うもので、
組織やチームを有効に機能させるためには、リーダーシップやメンバー（フォロワー）シップという
能力や技術が必要となり、看護職者の誰にでも不可欠な能力だと思う。
また、看護管理を行うことは、看護の中核である患者や家族、
利用者さんへの看護サービスがより良く提供できることにつながると思う」とあり、
しっかりと学ぶことができました。

つぎに、矢野看護師長より「岡山大学病院における新人研修」について、ご講義いただきました。

矢野看護師長の講義を興味深く聞いています。
学生は「新人教育だけでなく、2年次・3年次と継続的されていて、
フォローの仕組みもできているので、働きやすい病院なのが分かり安心しました」と、
満面の笑顔で感想を述べていました。

2日目から3日間、各病棟に分かれ看護管理やリーダーシップ・メンバーシップ、
スタッフナース業務など具体的な業務内容や役割を学びました。
最終日の5日目には「岡山大学病院における統合実習のまとめ」をしました。
グループわけは、他の病棟のことも理解できるように４グループに分けました。

ＫＪ法を用いてグループワークをしているところです。気づきをカードに記入して･･･

「スタッフナースは患者さんの生活リズムを尊重していた」よね･･･これは、生活管理。
「リーダーは、申し送りで患者さんの情報だけでなく、スタッフナースのことや
入退院や他科受診などの情報を総合的に把握していた」よね･･･
これは全体の把握だよね。･･･議論した結果を発表

「病棟師長はベッドコントロールするとき、退院後のことや個人情報など個人に対する配慮していた」
よね･･･、リーダーは･･･　スタッフナースは･･･　う～ん･･･
師長業務もリーダー業務、スタッフナース業務、チーム医療も
『高度な医療をやさしく提供し、優れた医療人を育てる』という
大学病院の目標につながるよね！！　よし発表でも強調しようね。

統合実習では、看護を広い視点から捉えることができ、とても有意義でした。
未熟な私たちをご指導いただき有難うございました。

学生一同、教員（和泉、石井）

「スタッフナースは患者さんの生活リズムを尊重していた」よね･･･これは、生活管理。
「リーダーは、申し送りで患者さんの情報だけでなく、
スタッフナースのことや入退院や他科受診などの情報を総合的に把握していた」よね･･･
これは全体の把握だよね。･･･議論した結果を発表

「病棟師長はベッドコントロールするとき、退院後のことや個人情報など個人に対する配慮していた」よね･･･、リーダーは･･･　スタッフナースは･･･　う～ん･･･
師長業務もリーダー業務、スタッフナース業務、チーム医療も
『高度な医療をやさしく提供し、優れた医療人を育てる』という大学病院の目標につながるよね！！
よし発表でも強調しようね。

統合実習では、看護を広い視点から捉えることができ、とても有意義でした。
未熟な私たちをご指導いただき有難うございました。