看護学科

　7月28日，保健師をしている卒業生が，倉敷に集まりました。

岡山近辺の卒業生に声をかけたので，岡山県内と広島県東部で活躍している人たちが中心でしたが，遠くは，東京・大阪からも駆けつけてくれ，卒業生13人が集まりました。

　キャリアとしては1期生から今年卒業したばかりの14期生まで，勤務先も行政・企業・病院・学校・看護協会と，多彩でした。

　私の方から，学園名の変更や学部の再編，保健師を選択制にしたことなど，大学の近況を報告した後，「議題」のようなものはあえて設定せず，完全なフリートークをしてもらいました。初対面の人が多かったのですが，さすが同窓生というべきか，同業者というべきか，共通の話題が多く，大いに話が弾み，予定時間を大幅に超過してしまいました。

　話題は，保健師の教育（学生実習指導を含む）や専門性，特定保健指導に関すること，地域保健と産業保健の連携等々，多岐に渡りました。個々の職場単位で見ると保健師の数が少ないため，研修を受けに行きたいけど，なかなか行けないといった悩みも共通していたようです。

　手前味噌になりますが，私の担当科目の「疫学や統計学をもっと勉強しておけばよかった」という意見も出ました。「疫学・統計学は保健師の必須科目ではあるが，看護師コースでも必修にした」と言うと，全員賛同してくれました。学生の皆さん，しっかり勉強しましょう。

　本音トークだったので，「ここだけの話」も多く（そんな話こそ面白い！），内容を紹介できないのは残念ですが，とても楽しい会でした。

　1期生が5人も来てくれるなど，しばらく会ってなかった卒業生にも会えて，個人的にも楽しめましたが，なんといっても，保健師としての成長ぶりは想像を遙かに超えていて，本当に頼もしく思いました。

　今後もこのような会を開催することと，保健師を目指す学生や，保健師への転職を考えている卒業生にも呼びかけることなどを確認し，別れました。

　とりあえずは，名簿を整理することになりました。保健師をしている方，目指している方，尾瀬宛ご連絡下さい。同級生等でそういう方をご存知の方も，是非お知らせ下さい。

　尾瀬記（連絡先：oze@kiui.ac.jp）

別れ際の記念撮影です。この他に途中で帰った人が2名，撮影者が1名います。