2013 年 8 月 9 日

看護学科卒業生が両陛下に拝謁

 6期生(2004年卒)の安田咲こさんが,京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻(公衆衛生大学院)を修了し,優秀賞を授与されたそうです。それもあって,大学院検索サイトで紹介されています。

            http://www.keikotomanabu.net/college/0001831279/0001831284.html

 この後,彼女はハワイ大学公衆衛生大学院博士課程へ進学することになりました。進学に当たって「皇太子明仁親王奨学金奨学生」に選ばれ,6月に天皇皇后両陛下に拝謁しました。その時の写真が宮内庁のホームページに紹介されています。

        http://www.kunaicho.go.jp/activity/gonittei/01/photo1/photo-20130627-3227.html

 彼女は,本学在学中から,海外留学に強い意欲を持っていて,卒業後もすぐに本学の提携校であるフィンドリー大学に留学したほどです。まさに「国際大学」にふさわしい学生でした。

 学生時代から,HIV感染・AIDS予防教育に興味を持ち,卒論のテーマでもありました。そのテーマをずっと持ち続け,看護師や養護教諭を経験した上で,大学院に進学したと聞いています。

 大学院に進学する本学卒業生は,少なくありませんが,海外の博士課程に進学するのは,私の知る限り初めてでしょう。今後の研究の発展を期待したいと思います。

 最後に,個人的な感慨。公衆衛生を専攻する者にとって,アメリカの”Doctor of Public Health”の学位はある種の憧れでもあります。その意味でも二重三重にうれしく思っています。
                                                                                                                  尾瀬

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