2014 年 5 月 30 日

高齢者疑似体験をしました (3年生)

高齢者疑似体験とは

疑似体験装具(耳栓や特殊眼鏡、手足の重りなど)を装着して、

 日常生活動作を擬似的に体験することにより、

 加齢による身体的な変化(筋力、視力、聴力などの低下)を知り、

 高齢者の気持ちや介護方法、

高齢者とのコミュニケーションの取り方を体験的に学ぶことを目的としています。

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こちらは、お店での買い物を想定しています。

特殊なメガネの効果で、視野が狭く、

品物も値段も見えにくです。

プラスチック手袋と軍手をしているので、

小銭入れからなかなかお金が取り出せません。

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階段でも、上り下りが大変です。

(写真を横になおせませんでした、ごめんなさい)

体が重く感じ、段差も見えにくいので、怖いです・・・。

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車いす走行では、介助者の方に早く走行されるたり急に曲がったりされると、

乗っている人は不安と恐怖感が。

声掛けをしながらゆっくり走行すると、乗っている人は安心できます。

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脳梗塞後遺症で、右半身に麻痺がある設定です。

ペットボトルを開けるのも一苦労です。

疑似体験では高齢者や介護者の役割を通して、

どうサポートするのが適切なのかを、

考えるきっかけとなりました。

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体験した学生の感想:

「見ているのと、実際高齢者体験をしてみるのと、全く違います。

体験してみて、高齢者の方の気持ちを知ることができました。」

 

今回の体験で、高齢者の身体の状況、

心理状況を自分自身で実感していただき、

高齢者に気持ちに沿った看護が実践できるよう、

役立てていただければ幸いです。

老年看護学Ⅱ担当教員

カテゴリー: 授業・実習