少し前になりますが、
3年生は老年看護学Ⅱの授業の中で、高齢者模擬体験の学びについて
グル―プワークを行いました
自分の感じたことや気付きについて自由に意見を出し合って、
模造紙に書いていきます
みんな真剣です
上手に絵を描いてわかりやすくまとめてくれました
休み時間も頑張って書いていましたね
高齢者体験を行って、多くのことを感じ、
グループワークを行ってさまざまな意見が出る中で
新しい見解も取り入れることができていました。
せっかくですのでみなさんの学びよりほんの一部ですがご紹介:
・会計時に財布から小銭を出そうと思っても思い通りに出せないことのいら立ちや焦り、悲しみ、喪失感といった、精神的な苦痛もあると学んだ。祖父を見てわかっているつもりだったが体験しないと理解できなかった。
・高齢者体験を通して、高齢者には優しく手を差し伸べるべきだと自分は感じたが、すべてに手助けをするのではなくその人の持っている力を伸ばすことや、損なわないような手助けをすることも重要だと分かった。
・身体的な加齢変化に対する看護だけではなく、それに伴う精神的な問題に対しても看護の必要性を改めて感じた。
・介助者側は、老年期の特徴を知ったうえで介助することで高齢者の目線に立って援助することができるであろう。
・老いはネガティブな面だけでなく、ポジティブな面も見ていくことも重要だと思った。
・介助者のストレスや、介助されることへのストレスについても意見があり、老老介護の考え方も吸収できた。
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長時間でしたが、頑張って実りあるものになりましたね。
暑い時期ですが、夏バテしないよう、みんな頑張ってまいりましょう!
老年担当教員