待ちに待った、稲刈りの日がやってきました!!
お天気も絶好の収穫日和。
さあ、始めましょうか。
コンバインを使いますが、
まずは鎌を使って収穫。
ザクッ
いい音を立てながら、鮮やかに刈っていきます。
すっかり「鎌遣いの達人」ですね。
田植えの時にも来てくれた小学生が、
稲刈りにも来てくれました。
村上先生の説明を(大学生よりも?)真剣に聞いています。
恐る恐る始めましたが・・・。
みんなでやると、早いですね。
せっかく来てもらったから、
5/9のフィールド実習で植えた、サツマイモも収穫してもらいましょう。
おイモが見えてきました!
みんな夢中になって掘っています。
大人も子供も変わりませんね・・・って、
あれ? 大学事務の藤原さんまで。
さて稲刈りのほうに戻りましょう。
いよいよコンバインで収穫します。
コンバインの使い方も習います。
先生の指導を受けて、学生が一列ずつ交代で操作します。
ところで「コンバイン」、つまりcombineって、
「組み合わせた」という意味ですよね。
え、何を組み合わせているの・・・?
実は「コンバイン」の語源は「combined harvester and thresher」。
「harvest: 収穫」と「thresh:脱穀」を「組み合わせたもの」。
つまり、この機械、
「刈り取り」と「脱穀」との機能を兼ね備えているのです!
稲株は刈り取られて機械の中に吸い込まれ、
即時に機械の中で脱穀されていきます。
機械から吐き出された稲わらは、
こんなふうに、種が残らずなくなっています。
手刈りしたものも、
手動で機械に入れて脱穀してもらいます。
昔は千歯こきで脱穀していたことを考えると
すごい技術ですよね・・・。
みんなで一列ずつやって、あとちょっと!
そしてようやく、全部終わりました。
なんだか感慨深いですね。
ちなみにこの残った株、いわゆる「刈株」は、
英語だとstubbleといいます。
こんな感じに「ザクッと刈ったものがちょこっと生えている」状態は、
何かを連想させませんか・・・?
実はこのstubble、「刈株」という意味のもう一つ、
「無精ひげ」という意味もあるんですよ。
農業の勉強をしながら、英語も勉強出来ちゃいますね。お得。
収穫が終わった後、学生は大学に戻りましたが、
先生はこの後もお仕事です。
収穫した種子は、ライスセンターに持っていきます。
ここで乾燥した後、もみすりしてもらい、
玄米になって大学に戻ってきます。
さあ、お米はどうやって食べましょう。
みんなでおにぎり大会をやりましょうか!
EH