昨日(㋅18日)、中国からの黄岡師範学院研修団をお迎えしました。
コロナ禍後、これでもう二回目の来校となります。
学生たちにはアニメーション文化学科の特別授業として、前嶋先生の「彫塑」と冨田先生の「クリンナップ」を体験してもらうことになりました。
前嶋先生が用意した粘土を、学生一人ずつに渡していきます。
美術系の学生たちでも、粘土を使っての「彫塑」は初めての経験だったようで、とても喜んで取り組んでいました。
次に、冨田先生の「クリンナップ」です。
まず先生より、アニメ作画における「クリンナップ」とは第2原画の線をきれいにトレスする清書のこと、との説明がありました。
原画は結構ラフな線で描かれているので、その後の工程「仕上げ(ペイント)」の為にこうした清書作業がどうしても必要なのですね。
タブレットを使い、デジタルで絵を描くことに慣れている中国の学生さんには、トレース台やタップなど、何だか始めて見るものばかり・・・。
この穴の開いた紙はいったい何・・・などと、不思議そうな顔・顔・顔。
特別授業の後は、参加者全員に対して、河村学長の手から「修了証書」の授与がなされました。
日本語で書かれた「修了証書」でしたが、中国の方は漢字だけ見ればおおよその意味がもう分かるみたいですね。
今度はこちらから、黄岡師範学院を訪問することになるのかもしれません。
コロナ前から続いていた私たちの固い絆が、これからもずっと続いていくことを切に願っています。
週末には、関空から中国武漢に向かうとか。黄岡は、さらにずっとその先ですよね。
どうぞ皆さま、お気をつけてお帰りください!