アニメーション文化学科の卒業生・成琨(セイコン)さんが先日、パリのユネスコ本部で、自身がこれまで関わってきた壁画「朝元図」の修復および復元活動について報告を行いました。
「朝元図」というのは、中国に現存する最古かつ最大の道教寺院「永楽宮」(山西省運城市)の境内に残る、元代に描かれた壁画のことです。
壁画の修復および復元の試みは2021年から始められたそうですが、何と成琨さんがCEOを務める会社「文明砕片」も当初からそれに参加していたのでした。
永楽宮の壁画修復については、こちらの記事をご参照ください。
今回のユネスコでの展示については、こちらの記事をご覧ください。
卒業生は時に大きく成長するものですが、成琨さんの場合は成長というよりも、「化ける」という言葉ががふさわしいような変化のしかたです。
まだまだ若い彼女ですから、これから一体どれだけ「化け続ける」のか、日本の高梁からずっと見守っていきたいと思っています。
成琨さん、ガンバレ!!!!!