この週末、「東京アニメアワードフェスティバル2017」(TAAF2017)
に行ってきました。
あまりにたくさんのアニメーションを一度に見たので
感想を簡単にまとめるのが難しいのですが、
実写と違って全てを自分で作るアニメーションの場合
自由度が高くて、まだまだ表現の可能性があると実感しました。
「東京アニメアワードフェスティバル」のコンペティションの評価基準は、
①先進性 ②オリジナル性 ③大衆性 ④技術力 だそうです。
この中の「大衆性」というのはTAAFの特徴だそうで、
確かにノミネート作品はいずれも、わかりやすくて面白かった。
因みに、広島国際アニメーションフェスティバルでは「アート性」を、
新千歳空港国際アニメーション映画祭では「作家性」を重視する
傾向があるとのこと。 なるほど、なるほど。
長編部門のグランプリに選ばれた「手を失くした少女」の監督、
Sébastien Laudenbach氏へのインタビューの様子です。
この作品はグリム童話を素材にしているのだが、残酷さと宗教性が色濃い
もとの話から、たくましく生きるひとりの女性の話へと見事に変身していました。
パネルディスカッション「日本のアニメーション教育の多様性(ダイバーシティ)を考える」の様子。
アニメーションがいとも簡単に国境を越えること、と同時に
各国がそれぞれの事情を抱えながらアニメーションを作っていることの
両方がよく分かる内容で、とても面白かったです。
来年度キム先生をお迎えし、学科もまさにダイバーシティ時代です。
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当学科の大谷先生のコメントが、3月9日の朝日新聞デジタル版に掲載されました。
<記事はこちらから>
悔しいことに「ネット上の倫理問題に詳しい吉」で切れているのですが
(クイズ:「吉」の後にはいったい何が来るかな?)、
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