皆さま、こんにちは。キム・イェオンです。
昨年の12月より、韓国のアニメーションに関する情報を書かせていただいております。
本日の最終回では、韓国の文化コンテンツ育成のため設立された韓国コンテンツ振興院で、
最近まで行っていたアニメーション関連の事業とその成果をご紹介させていただきたいと思います。
韓国コンテンツ振興院では、2016年6月から2017年2月まで、
「創意人材同伴事業」という支援事業を行いました。
この事業は、アニメーション、映画、公演、漫画、デジタルアートなどの分野で
これから活躍するコンテンツ創作者を育てるために、
韓国の文化庁と韓国コンテンツ振興院が、各分野のプロフェショナルと運営機関を選定し、
創作活動に必要な実務教育を、参加者に提供する内容になっています。
アニメーションの分野では、前回の記事で紹介させていただいた韓国独立アニメーション協会が
事業の運営機関として選定され、10人のプロフェショナルによる、
ウェブアニメーション制作の実務教育を23人の参加者に提供しました。
この事業の実施期間中に制作されたウェブアニメーションシリーズは、
Youtubeなどの動画サービスチャンネルを通じ、ウェブ上の連載という形で公開されました。
様々な魅力を持つアニメーション作品から、
一部の作品をキャプチャー画像と動画へのリンクでご紹介致します。
「相対性理論」 ジョン・ダヒ監督
登場人物の姿を通じ、お互いの差異を尊重できるかについて問う作品 (写真提供 KIAFA)
<第1話>
「黒いワニ」 ジャン・ナリ監督
現代を生きる青年の不安を表現した作品 (写真提供 KIAFA)
<第1話>
「宇宙パンシャトル」 ヨン・チャンウ監督
社会的イシュー、ブラックコメディ、パロディー要素を含んだ作品 (写真提供 KIAFA)
<第1話(韓国語セリフ)>
お時間のある時に、ぜひご覧になっていただけると嬉しいです!