5月25日、岡山理科大学附属高校アニメ・デザインコースの
1年生46名が、体験学習として私たちの学科に来てくれました。
こちらでの学習の中身は、コマ撮りアニメとシナリオ制作です。
コマ撮りアニメの体験授業では、
最初にカナダのアニメーション作家ノーマン・マクラレンの作品集に
収められている「マクラレンのアニメーション講座」1・2を観賞し、
それから実際に、おもちゃの車やフェルト素材のキャラクターを
背景となる緑の紙の上で自在に動かしてみました。
撮影には、コマ撮りソフト「Dragonframe」を使いました。
ソフトの扱いを覚え、課題に取り組む生徒の皆さんの真剣な姿に
キム先生の指導にも次第に熱が入ります。
体験授業の最後には、制作したアニメーション映像を皆で観賞!
楽しいアイデアとユーモア溢れる作品に、教室は明るい笑い声で
いっぱいになりました。
シナリオ制作体験では、企画 ⇒脚本 ⇒ 絵コンテ ⇒映像化
という一般的な制作の流れを確認した上で、
<文字(脚本)から映像(絵)へ>、
逆に、<映像(絵)から文字(脚本)へ>
という表現媒体の変換工程をそれぞれに体験してもらいました。
高校1年生にとっては、とても新鮮な体験の1日になったのではないかと思います。
出来れば3年後、是非ともまたこちらでお会いしたいものです。