2012 年 2 月 28 日

学術コンファレンスにて最高賞受賞

3月25(土)、26日(日)に第8回順正学園学術コンファレンスが開催されました。

なんと文化財学部、アニメーション文化学科の前嶋英輝が、創立者加計勉賞(最高賞)を受賞いたしました。日頃より事務の方をはじめ、学部学科の皆様には大変お世話になりました。皆様のお陰です。ありがとうございました。コンファレンンス運営関係者、審査員の先生、実行委員の皆様、深く感謝いたします。

408870_254962331249455_100002070704794_587330_1031523012_n

このコンファレンスは、九州保健福祉大学や九州保健福祉専門学校からも約半数の参加があり、多くの観客を迎えての大規模なものです。審査員も東大名誉教授の先生をはじめすばらしい先生方です。このような先生方に聴いていただけるだけでも発表する意味があります。

審査基準の中で「分かりやすさ」が、大きなウエートを占めますので、アニメーション関係者には、とても有利な条件です。研究内容は、もちろん他の研究者の方が優れていたのですが、「一般の方に分かりやすい」という意味で、子どもの絵は誰が見てもすばらしいということが受賞の理由だと思います。子どもはいっぱい遊んで大きくならないとだめだということに共感いただけたものと感じています。

近年は銀熊賞など日本のアートアニメーションが海外で評価されることも多くなってきました。きれいなだけの絵でなく、少々歪んでいても描きたい気持ちの走っている絵が評価されているということでしょう。

アニメーション文化学科へ間もなく新入生が入ってきます。どこにでもあるような他人の目による作品でなく、自分のつくりたいアニメーションを4年間貫いて欲しいと思います。

この受賞が、次年度につながる文化財学部そしてアニメーション文化学科の勢いになると信じて、今日も楽しくアニメ描きです。

学術コンファレンスポスター

カテゴリー: 新着情報