オンライン授業で学生がキャンパスに姿を見せいないこの時期、学生の活動をお知らせするブログ記事は難しいので、代わりに学科教員のゼミ紹介をいくつかやってみたいと思います。
第1弾は、平見勇雄先生の「私の本棚 1 私という人間を創ってきたもの」です。
アニメーション文化学科で英語とアニメの歴史、アニメや映像と音楽の関係の授業を担当している平見と申します。今日は私の所有している本をご紹介します。
私は本を読むのが大好きですが、そのきっかけとなったのは、おそらく漫画だと思います。小学校の低学年の時から少年マガジンを近くの本屋に買いに行くのが楽しみでした。テレビが当時の娯楽のメインだった年代。ゲームと言えば、正月の凧揚げやコマ回しなど、昔の唱歌に出てくるそのままのような遊びです。年がら年中となると漫画に行き着きます。
学生にも授業で当時のアニメを見せるのですが、今の学生でも、かつての漫画やアニメは面白いと言います。ストーリーがよくできているのです。私が漫画が大好きだったのもそこにあります。
物を捨てられない性質なので、昔の漫画も全部取ってあります。私の家には本が多過ぎて家に入らないので倉庫に保管してあります。今日の写真はその一部です。私が中学から大学に至るまでの本がメインですが、大学を卒業したあとも「美味しんぼ」という漫画をよく買っていて、それも含めて置いています。
みなさんに一言。本当にアニメの世界に進みたいなら貪欲に自分の引き出しを増やすため、どんどん読んで欲しいと思います。それはいろいろな人間の感情や自分ができない経験を教えてくれるでしょう。