7月31日(木曜日)3時限、山﨑 仙狹(せんきょう)先生の日本の芸術の授業で「武士と茶」、お箸の作法について学びました。
織田信長と茶の関係、そして、当時の政治への影響などを学び、当時の武家社会にお茶が深くかかわっていたを学びました。
配布資料に信長のある茶会に掛けられていた『送茂侍者』の漢詩の意味を学び、禅と深くかかわっていたことがうかがえました。
また、「禅」に関係のある「わび・さび」の言葉の変遷を、万葉集から千宗易の歌まで9首を配布資料から学びました。
新古今和歌集あたりから禅のわびが入ってくることがわかりました。
後半は、お箸の作法です。前回和室で学んだ箸袋をもう一度つくりました。
そのあと、割り箸を使って、お箸の作法を学びました。
箸置きからお箸を取るときは右手で箸置きから取りすぐに左手をお箸にそえ、お箸の位置や右手持つ部分を調整する。
次の器にうつるときは、これとは反対の作法で一度箸置きにお箸を戻す。
器を手に持って食事をする場合は、先に器を左手の手のひらで持ち、右手で箸置きからお箸をとり、左手の指でお箸をそろえる。
右手だけお箸を使ったり、箸置きに置かないで次の器に移ることは、いけないことであることを学びました。