暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続き、感染症予防に余念のない実習の日々。老年看護学実習Ⅱは高齢者の方々が生活されている施設での実習ですから、特に注意が必要です。そんな中でも、楽しみながら、身体を動かしていただく、声を出していただくということはみなさまの生活に大切なことだと考えました。
「手をたたきましょう」と歌に合わせて手足を動かしていただけるよう、このグループの学生は一生懸命です。
こちらは別グループ、立春は過ぎましたが豆まきもしました。
お面は手作り(少々リアルすぎ?)、豆も持ちやすいよう大きめに新聞紙を丸め、テープでくるみ作りました。皆さんに思いっきりぶつけていただいておりました。
平成生まれの学生にとって、生活の場での高齢者の方々への看護を考え学ぶ、ということはなかなか難しいようです。でも、自分たちの知らないたくさんの経験を積み重ねてこられたみなさまから教えていただくことはきっとたくさんあることでしょう。また、そこでお仕事をされているさまざまな職種の方々からも学ぶことは多いはずです。
「なぜ」「どうして」と常に考え、それを教科書などで調べ、質問をし、ひとつずつ明らかにするという姿勢を学生のうちにぜひ身につけてほしいと思います。(老年看護学実習担当)