6期生(2004年卒)の安田さんから近況報告が届きましたので紹介します。
彼女のことは,2013 年 8 月 9 日のブログ「看護学科卒業生が両陛下に拝謁」で紹介済です。
http://www1.kiui.jp/pc/gakka/hoken/kango/blog/?p=3163
久しぶりに続報が届きました。
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おかげさまで、先日無事にハワイ大学医学部公衆衛生学専攻博士課程を卒業し、Doctor of Public Health(DrPH)の学位を取得しました。
私が公衆衛生について初めて学んだのは尾瀬先生のクラスで、今でも青い表紙の教科書を覚えています。あの頃は、大学院に進学する予定も無く、まさか修士や博士課程で専攻するとは思ってもいませんでしたが、公衆衛生の大切さや奥深さを教えていただき感謝しています。
また、就職も無事に決まり、現在はタイの首都バンコクにあるUNICEF東アジア太平洋地域事務所というところで働いています。 仕事内容を簡単に説明すると、子ども達へ安全な水やトイレを提供し、衛生状態を改善することです。また子ども達の人権を守るために、管轄する40か国で実施されている保健プログラムをモニタリング&アセスメントし、プログラム改善のために助言をします。フィールドからは少し遠い仕事ですが、施設や制度を改善したり、物資やサービスを提供するだけでなく、一人でも多くの子ども達が笑顔になれるような仕事をしたいと思っています。
まだまだ、学ばなければならない事はたくさんありますが、初心を忘れず、努力を怠らず、少しずつ成長していきたいと思います。
取り急ぎ、近況報告でした。
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これまでも,海外でボランティア的に活動する卒業生はいたのですが,国際機関の職員として本格的に活動するのはおそらく初めてでしょう。
「国際大学」の卒業生にふさわしいですね。
帰国したら,是非話を聞きたいですね。 尾瀬