老年看護学Ⅱの授業の中で、
「高齢者体験スーツ」や、「片麻痺体験セット」、「おいたろう」を着用して、
高齢者の疑似体験をしました。
高齢者疑似体験をすることで、加齢による身体や気持ちの変化を理解し、
どの様に援助したら高齢者が安全に生活でき、自分の力を発揮しやすいかを学びます。
↑模擬店で買い物です。
ほかに実施した内容は、
室内や廊下、階段の歩行、
トイレ(和式・様式)の使用、車いすへの移乗・移送、
とろみ食を作って試食、自助具や介助食器の使用、などです。
こちらは片麻痺セットを着用しての杖歩行です。
白内障体験のゴーグルも着用しています。
こちらは、飲みものにとろみをつけて試食しています。
大学内にはセブンイレブンがあります。
セブンイレブンで買い物するには、
廊下を歩き、階段を下りてエレベーターを使わなければ行くことが出来ません。
そして、商品を選んで、
実際に買い物をしました。
(店員の皆様ご協力ありがとうございました)
感想:
「目には見えない高齢者の視界や聴力、
力の入りにくさ、疲れやすさなどを体験し、理解できた。
高齢者の方が何に困っているのか知っていきたいと感じた。
外出したくなくなる気持ちが理解できた。
趣味や生きがいを作って活動することの大切さがわかった。
できることまで援助して、できていることを奪ってはいけないとわかった。
そのためには日ごろからの観察が重要だとわかった。」
等、多くの気づきがありました。
これからもこの体験をいかして、高齢者への援助にいかしていきましょう。
(老年担当O)