2017 年 5 月 23 日

高齢者疑似体験

老年看護学Ⅱの授業の中で、

「高齢者体験スーツ」や、「片麻痺体験セット」、「おいたろう」を着用して、

高齢者の疑似体験をしました。

高齢者疑似体験をすることで、加齢による身体や気持ちの変化を理解し、

どの様に援助したら高齢者が安全に生活でき、自分の力を発揮しやすいかを学びます。

高齢者体験1

↑模擬店で買い物です。

ほかに実施した内容は、

室内や廊下、階段の歩行、

トイレ(和式・様式)の使用、車いすへの移乗・移送、

とろみ食を作って試食、自助具や介助食器の使用、などです。

高齢者体験3

こちらは片麻痺セットを着用しての杖歩行です。

白内障体験のゴーグルも着用しています。

高齢者体験2

こちらは、飲みものにとろみをつけて試食しています。

高齢者体験4

大学内にはセブンイレブンがあります。

セブンイレブンで買い物するには、

廊下を歩き、階段を下りてエレベーターを使わなければ行くことが出来ません。

そして、商品を選んで、

実際に買い物をしました。

(店員の皆様ご協力ありがとうございました)

感想:

「目には見えない高齢者の視界や聴力、

力の入りにくさ、疲れやすさなどを体験し、理解できた。

高齢者の方が何に困っているのか知っていきたいと感じた。

外出したくなくなる気持ちが理解できた。

趣味や生きがいを作って活動することの大切さがわかった。

できることまで援助して、できていることを奪ってはいけないとわかった。

そのためには日ごろからの観察が重要だとわかった。」

等、多くの気づきがありました。

これからもこの体験をいかして、高齢者への援助にいかしていきましょう。

(老年担当O)

カテゴリー: 授業・実習