2018 年 7 月 7 日

ロシア研修団のアニメ講座②

大雨の中、昨日のロシア研修団の授業は、レナト先生の「日本アニメの歴史」からスタート。

もちろん、すべて英語で行われたのですが、学生たちは日本語よりは英語の方が達者なようで、レナト先生の話に相槌を打ちながら楽しそうに聞いていました。

renato

イギリス人が日本の高梁で、ロシア人・ベルギー人・オーストラリア人を相手に日本のアニメについて講義しているという不思議な時間・空間を体験させてもらいました。

午後はまた、キム先生のアニメ実技授業の続きです。

前回までにそれぞれのキャラクターが創作されたので、今回は12枚の紙を使ってキャラクターに「歩き」の動作をつけていきます。

douga

不自然な動きにならないように、細心の注意を払います。目が真剣!

dousasheck

描かれたものを小型カメラで撮影して、PCモニターで動きのチェックも行います。

それで問題がなければ、スキャナーによる本格的な取り込み作業となります。

hiakei

作業が順調に進んだ人から、今度は背景の作成に進みます。
キャラクターがその前を歩くための背景です。

それぞれが自分のキャラクターにふさわしい背景を描いていくのですが、実写と違ってアニメーションの場合は「世界全体」を自ら創造するのだ、ということがよくわかる作業です。

さて、外国の学生たちがどのような世界観を見せてくれるのか、とても楽しみです。

asan

今回岡山外語学院から学生たちを引率して来てくれたのは、今春外国語学部(岡山キャンパス)を卒業したばかりのAさんでした。

大学で学んだことを活かしながら、夏にはインドネシアに出かけ、日本への留学を希望している人たちに日本語を教えることになっているとか。

世界での活躍を祈っています。
そして、世界に日本のアニメの素晴らしさをぜひとも紹介してください。

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