ロシア混成団の今週の学習は、スキャナーで読み取ったキャラクター動画と背景画に色をつけ、最終的にそれらをうまく組み合わせるという作業です。
まず、デジタル化された画像を、フォトショップで確認します。
次に、白黒状態のキャラクターの各パーツに色付けを行います。
すると、こんな白黒キャラクターが、
何と実は、こんな正体だったということがわかります。エ・エ・エ!
キャラクターの色付けが終わると、今度は背景の仕上げです。
童話風の背景もあれば、
ロシア人の描くデトロイト市街地?もあるのでした。
最後に、アフターエフェクトというソフトを使って12枚の動画を動かし、背景と組み合わせます。
すると、象も空を飛びます? いやいや、飛んじゃダメでしょう。課題は「歩き」なのですから。
――そこには、いろいろとロシア的な事情があったのだろうと思います。
3週間(延べ5日間)にわたるアニメ講座、お疲れさまでした。
ほとんどの人がアニメを作るのが初めてだったので、ずいぶん苦労もしたのだろうと思います。
でも、自分の作ったキャラクターが動いた時の喜びは、それぞれ体験できたはず。
今回の講座は、大雨の中、全学休講の中、色々な人の協力のおかげで、何とか実施することが出来ました。
学生たちがそれをどれほど理解してくれていたのかよくわかりませんが、こちらとしては色々な意味で忘れられない講座となりました。
参加してくれた学生らに、アテンドの方に、そして大学のスタッフの方に、とにかくスパシーバ!!!です。
明日、7月15日は、オープンキャンパスです。
日本の高校生も、ロシアの学生たちが学んだ教室で、同じようにアニメ制作体験をしてみよう!