夏の集中講義「映像概論」でお世話になっている倉田修次先生から、このような連絡がありました。
倉田先生が撮影を担当した短編映画「ひとりじゃない」が、ドイツ・ハンブルクで開かれた “2019 World Media Festival Television & Corporate Media Awards” で、銀賞を受賞したとのこと。
受賞作品「ひとりじゃない」の予告編および詳細は、こちらをご覧ください。
<倉田先生からのコメント>
映画「ひとりじゃない」の舞台である宮城県登米市豊里町では、震災仮設や復興住宅で孤立、孤独死の問題が短期間の内に数件も発生し、地域の公民館がそれを防ぐために立ち上がることになった。
私たち大阪のスタッフ5人(監督、撮影、録音、メーク、照明)も、そのテーマは日本のテーマだと考え協力を惜しまず、監督のオリジナルストーリーを基に、3日間の強行スケジュールで撮影を行った。
9月21日、陸路片道900キロを丸一日かけて宮城県豊里へ、撮影は豊里住民の皆さんの全面的協力でやり抜きました。
食事は三食、朝早くから夜遅くまでいつも暖かいご飯を住民の奥様が用意してくださり、食材は全て地元の方の差し入れで、なんと豚一頭も…。
その映画は住民皆様の英気が溢れ、東北の映像フェスティバルでも賞を頂き、そして海外の賞も…。
映画が確実にひとりで歩き出し、色々な国や地域で気持ちを分かち合い、もはやひとりじゃない映画へと…。
カメラを前にした倉田先生、右端は鐘江稔監督か。
何気に後ろに立っているのは、何と医師役のさとう宗幸さんではありませんか。
左から、主演女優:小林涼子さん、倉田先生、監督:鐘江稔さん、主演:稲森誠さんです。
倉田先生
受賞、おめでとうございます。 9月の集中講義、よろしくお願い致します。