先日、アニメ業界への就職を目指す3年生を対象に、冨田先生の特別講義が行われました。
3年生にとっては、この春休みをどう過ごすかが最後のチャンスに結び付くカギとのこと。
冨田聡先生は、昨年10月に本学に着任された新しい先生です。
東京藝術大学大学院を修了し、その後は都心の専門学校にて描写力向上に関する全般的な教育を行いながら、多くの学生をアニメスタジオに就職させてきた実績をお持ちの方です。
今回は、そうした実践的な指導経験に基づいた講義内容だったのですが、使われた画像資料には著作権が関係してきますし、スライド上の文言もいわば冨田先生の企業秘密でしょうから、ブログで公開するには適しません。どうぞお許しを。
学生たちもそのことを十分理解した上で、一言も聞き漏らすまいと真剣に耳を傾け、ひたすらメモをとっているのでした。
アニメ制作のデジタル化が進む現在、地方にも(岡山県にも)アニメスタジオが出来つつありますが、それでも多くのスタジオが東京に集中している事実に変わりはありません。
学生たちには、勇気をもって挑戦してもらいたいですね。
一番前に座っていた留学生たちには、岡山にいることも東京にいることも、実際何も変わりはないはずですよね。日本人学生以上の行動力を期待しています。