12月7日と8日、中国の黄岡師範学院研修団の21名の方が、高梁キャンパスを訪れてくれました。
まず7日のお昼には、学長主催の歓迎昼食会が開かれました。
研修団一行は写真撮影用の赤い団旗?を用意されていたのですが、何とも中国的な感じがしました。
アニメーション文化学科からは、黄岡師範学院の学生らに対して3つの授業を提供しました。
まずは、冨田先生の「アニメ作画基礎」です。日本の手描きアニメの基本的作業ですが、デジタルに強い中国の学生にはどのように映ったかちょっと気になるところです。
次に、佐々木先生は、「ひらがなの設定 デザイン起こし」 を実演して見せてくれました。
ひらがなの由来はもちろん漢字の形態に始まりますが、中国の学生らはその美しい変化の姿に気が付いていたのだろうか。
前嶋先生の授業「塑造の量感表現講義+粘土造形体験」では、学生の一人ひとりに粘土の塊が準備されていました。
先生の説明の後に実際に「手」の造形をやってもらったのですが、そこで何か新しい発見があったのならば、こちらとしてもそれは大変うれしいことです。
すべての授業が終わると参加者全員には、修了証書が授与されました。
引率のお二人先生にも、もちろん受け取っていただきました。
最後は、やはり団旗を掲げての集合写真です。
髪を染めたり、コスプレ風の服を着たり、中国の学生も日本の学生もまったく変わりません。
同じアニメ文化に触れながら日々を過ごしているのだなあと、しみじみ感じました。
今後コロナ前のような交流が再開されることを、切に願っています。