10月17日(土)、18日(土)、高梁市役所1階市民ホールでゲームジャム高梁2015が開催されました。
「ゲームジャム」は、チームを組み、限定された時間で集中的にコンピュータゲームを開発し、その出来栄えを競うコンテストです。ゲーム開発者を志す若者の育成や、ゲーム開発者・ITエンジニアの腕試しのため、米国で始まり、世界各地で開催されています。
ゲームジャム高梁2015は、高梁市・高梁商工会議所・吉備国際大学・山陽新聞社が後援、本学アニメーション文化学部井上博明教授を実行委員長とするゲームジャム高梁実行委員会が主催しました。
当日は、プロのゲーム開発者3名、岡山県立高梁高校の生徒2名、岡山県内外の大学生4名を含む21人3チームが参加しました。本学アニメーション文化学部からは、1年生の小林亮介君が参加しました。
開会式には、実行委員長の井上本学部教授の開会のあいさつに加え、近藤隆則高梁市長、倉野嗣雄高梁市議会議長からのごあいさつも寄せられました。
ゲームジャムは毎回テーマや「しばり」がありますが、今回は第1回目と言うこともあり、ゲームジャムと高梁市の前進・躍進を願って「前へ」がテーマ。3チームは、高梁市の名所備中松山城の画像やイメージなどを活用して、ゲームをつくりあげました。
1日目は、ゲームの企画を作成して夕方発表、夕食後主なメンバーは本学国際交流会館に移動、自宅に帰った高校生たちも含めて、夜も開発は続きました。2日目は朝からゲーム開発に熱心に取り組み、午後には最初のバージョンが完成、会場に訪れた中学生や子どもたちのテストプレイ・デバッキングの協力を得て、β版完成にまでこぎつけました。
2日目には、ソフトバンクのロボット、Pepper君も来訪。子どもたちの人気を集めていました。お昼は、実行委員会の石井聡美議員の差し入れで、五万石のインディアントマト焼きそばです。
2日間30時間かけてゲームを開発した3チームには、高梁市長賞・高梁市議会議長賞・高梁市商工会議所会頭賞がそれぞれ与えられました。
写真は、アニメーション文化学部から参加し、代表して高梁市商工会議所会頭賞を受け取った小林亮介君です。