2014 年 5 月 22 日

5月15日千五百年代のお菓子を作りました。

5月15日(木曜日)3時限、山﨑 仙狹(せんきょう)先生の日本の芸術の授業で1500年代のお菓子、「ふの焼」を先生に教わりながら学生たちが作りました。
「ふの焼」は茶会の席で出されたお菓子です。

授業の前半に前代のお菓子とのつながりや当時のお茶会の様子、現在も京都の祇園祭で行者餅として販売されていることを授業を教室で受講し、
後半、大学の食堂に移動して、お菓子を実際に作りました。

材料は、小麦粉、黒砂糖、みそ、くるみ、けしの実です。

小麦粉に水を加え、くるみ油を引いたフライパンの上でそれをクレープの様に薄く焼きました。

黒砂糖、みそ、くるみ、けしの実を混ぜたもので餡の様にして、それを焼いた小麦粉でくるんでできあがりです。

文章で書くと簡単ですが、実際にやってみると薄く焼くのにも慎重に行うため時間がかかりました。

二班に分かれ、それぞれ学生たちが作りましたが、
できあがりは、しっとりした焼き上がり、ふんわりとして焼き上がりと各班おのおのです。

できあがったものをお茶と一緒に頂きながら、先生の説明は最後まで続きました。
当時は来客時のお茶のお菓子だけでなく、少しアレンジして、お酒の肴にも採用されていたそうです。

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