11月14日(火)2時限目、外国学科では、3年生以上対象の「国際開発研究」International Development Studiesがありました。日本語は禁止で、授業をすべて英語で行う『All English』科目です。今回が第7回目の授業でした。オランダからの交換留学生1名、ベトナムからの正規留学生4名、インドネシア3名、スリ・ランカ2名、ロシア1名で、日本人学生8名が受講しています。留学生11名がこの授業を盛り上げています。
これまで2週間、各グループ(4名)が担当の国の概要、政治・経済・社会、開発計画とその骨子、開発協力機関の支援に関し、本やネットなどを駆使して調べ、PPTスライドにまとめてきました。今回は、第1回発表として、インドネシアとベトナムの2グループが英語で25分間近く発表してくれました。発表後は、会場の学生から発表に対する質問があり、グループ代表はていねいに答えていました。質疑応答を通じて、より深く内容が理解できます。2グループともよく調べており、2か国の共通の課題や相違点などが明らかになりました。人的資源開発やインフラストラクチャーの未整備が2か国の共通の課題でした。それぞれの公用語の決定方式が異なるため、それが、現在でも国家開発上のあい路になっていることも分かりました。
プレゼンテーションの準備では、交換留学生と正規留学生が日本人学生をサポートしてくれます。質疑応答やディスカッションでは、留学生達がリーダーシップを発揮します。その積極性を日本人学生が学んでいます。楽しく学んでいます。
次週は、スリ・ランカとペルーの発表となります。その次の週は、ウガンダの発表です。グループワークの成果が楽しみです。