2010 年 8 月 27 日

英国研修引率報告

前に紹介した養護教諭の橋野さんから、
中学生の英国研修を引率した報告が届いたので紹介します。
写真はもっとたくさんあったのですが、個人が特定できそうなものは念のため省きました。
そのため、一部は名所の観光写真のように見えることをお断りします。

いろいろな経験をしている卒業生がいるのだと、あらためて思います。

看護学科 尾瀬

3週間の英国研修引率を無事終えてまいりました。
あちらは涼しく、最初の1週目は寒いくらいでした。
英語科教員ではないので、通訳兼生徒のお世話係の日本人もついてくださいますし、
私自身3週間英国に滞在したことがありましたので、比較的落ち着いて過ごすことができました。

24時間体制での引率ですので、生徒のもめごとの相談や、
生活面全般や就寝指導などで睡眠不足ではありましたが、
日本での仕事とまた違い、景色も綺麗でしたし、担任の大変さも分かりましたし、
自分の語学力不足も分かり、私自身も勉強になる、
また違った視点で物事を見たり感じることのできる研修引率でした。

副校長が統括でいらしていたため、相談ができなくはないですが、
2校に分かれての研修で、副校長はどちらの学校にも滞在されないため、
基本的には一人で学年の半分(今年は26名)の全責任・判断を求められているのは、
非常にプレッシャーでした。

今年は養護教諭が行くからといって、病気・ケガに甘えることのないようにと、
日本で釘をさして行った筈だったのですが、実際には酔い止めが足りなくなる生徒や捻挫、
中には、夜中に副校長運転のレンタカーで日本人医師の病院に運んだなど、
過去の報告にない怪我人が出ました。
私が普段甘えさせているのか、油断ではなく単なるたまたまなのか、
悩ましいものがありました。

前々日にもう一方の学校に滞在中の生徒の1人が蜂に刺され病院に行き、
最終日には私の方で、蜂を捕まえ刺される子が出て、ハラハラしましたが、
軽く、応急処置で済みました。
また、機内で1人体調不良を訴えた生徒が出たものの、
全員揃って帰国することができました。

名称未設定1

滞在していた学校

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体育館と夕焼け(夜9時近く)

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アクティビティーの教員と生徒達と通訳と私

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コッツウォルズの風景

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カンタベリー大聖堂

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