現在3年生は、各論実習で頑張っています!
今回ご紹介する教科は、成人看護実習Ⅰ「周手術期」です。
実習の中に、手術室見学実習があります。
手術室見学実習の目的には、麻酔・手術目的を理解し、
予測される手術侵襲、機能の変化が理解できることなどがあります。
具体的には、解剖生理の理解、看護師の役割、
手術中の患者さんは麻酔や手術によって、
どのように変化するのか実際に見学することで理解を深め、
患者さんの精神面や今後の生活への影響も含めて、
看護の役割についてしっかり考え実行していきます。
さて!実際の手術室実習の風景です。
今回ご紹介するのは乳腺疾患・消化器疾患治療で知られる
おおもと病院での手術実習での様子を写真で紹介します。
(撮影してくださったおおもと病院手術室主任様、ありがとうございました。)
「手術室って教科書で勉強したけど・・・、実際はどんな所?!」
「自分が倒れたらどうしよう!」
「でも貴重な手術室見学実習!しっかり勉強して看護に活かせるように頑張ろう!」
そんな期待と不安を胸に
いざ手術室へ!
※薄いブルーの手術衣が学生です。
医師のすぐそばで、手術で使う機械や道具を渡す役割の直接看護師(手洗い看護師)。
記録、薬の準備などの、周りの看護師は間接看護師(外回り看護師)。
大きなライトは、「無影灯」と言います。
術野がみえやすいように焦点を合わせるのは、熟練の技。
「ライト3年」ライトの操作を習得するには3年かかるという意味です。
※男子学生は緑色の手術衣です。
色々な機械や器具が並んでいます。
看護師さんは手術の進行具合を見て、次に必要な機械を医師に手渡します。
医師が指示する前に、次に使う器具をさっと手渡す看護師さんに学生は全員感激。
この実習の終わりに、今回ご指導頂いたスタッフの皆様にお礼申し上げます。
また、手術室主任様より実習を終えた学生たちにメッセージを頂きました。
その中の一文をご紹介致します。
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センスあるナース
仕事の覚えが早い
仕事が早い
仕事が丁寧
仕事に工夫を加える
仕事を楽しむ
同じ失敗は繰り返さない
良いことはすぐ実行する
実習で学んだことを活かしてセンスあるナースに成長されることを願っております。
これからも一人一人の患者様との出会いを大切に実習頑張ってください。
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心のこもったメッセージをありがとうございました。
学生たちは、手術室実習では教科書だけでは習得できないものを
たくさん学習することができました。
今後もセンスあるナースを目指してみんなで頑張ります!
以上手術室からのレポートでした。