11月7日(日)大学創立20周年を記念して、
同窓会主催による「ホームカミングデー」が開催されました。
看護学科の出席者は4名(5期生3名、6期生1名)と寂しかったのは残念でした。
卒業生の多くは現役の看護師で、日曜でも休めるとは限らないこと、
結婚等で住所や名前が変わってしまっている人が多いこと、
幼い子を抱えた子育ての真最中、といった不利な条件があると思います。
出席したのは、養護教諭、看護学校教員、保健師、子育てのため離職中、の4名で、
現役の看護師がひとりもいなかったのは象徴的だったのかも知れません。
教員の出席者は、村上・長町・掛谷・川本・池永の諸先生と私の6名でした。
休日ということで、高速道路が渋滞し、大幅に遅れてくる人もあって、
少しやきもきしましたが、少数だった分、じっくりと中身の濃い話ができました。
出席者の自己紹介のあと、岡山県内で小学校の養護教諭をしているAさんが、
スライドを使って卒業後の経歴や近況報告をしてくれました。
看護師の資格を持った養護教諭になりたくて入学してきたこと、
そのため看護の勉強が必ずしも十分ではなかったという反省点も語られましたが、
今は希望が叶って充実した日々が送れているようでした。
また、養護教諭にも看護の視点はぜひ必要で、看護を学んで良かったとのことでした。
すばらしいプレゼンテーションで、機会があれば、
学生たちにも同じような話をしてほしいと思いました。
卒業生の成長ぶりが見られるのは、教師としてとてもうれしいことです。
次いで、村上先生から、医療機能評価のサーベイヤーとして
多くの病院の評価に関わった経験から、評価のポイントについて話していただきました。
時間が十分ではなかったのですが、病院評価の手順や評価項目等について、
看護師を養成する立場の教員にとっても参考になる、大変有意義なお話が聞けました。
懇談では、学生時代の思い出など、懐かしい話も聞けました。
5期生は国家試験合格率100%だったのですが、
全員が団結して助け合って勉強したことなども話され、
今の学生にも聞かせたいと思ったくらいです。
その団結力は今も続いていて、毎年、同期生向けの「新聞」が発行されているそうです。
その編集・発行を担当しているのもAさんです。
前にも書いたことがありますが、同期生だけの横断的な同窓会だけでなく、
学年を超えた縦断的な同窓会組織が機能するようになればいいと思います。
ホームカミングデーがそのきっかけになることを願っていたのですが・・・。
卒業生の皆さん、もし同窓会を開く計画があれば、
たとえ小規模なものでも、ぜひ大学にご一報ください。
近辺に住んでいる他の年度の卒業生に連絡するなど、何か協力できるかも知れません。
看護学科 尾瀬
これからプレゼンテーションを始めます。
記念撮影(遅刻した人と,撮影者の池永先生は写っていません)
卒業生の皆さん、この場所わかりますよね!
村上先生(奥)の話を聞く卒業生