2011 年 3 月 30 日

Findlay大学の留学日記(12) “アメリカの学会に行ってきました”

昨日から3日間、Midwest Nursing Research Society
という学術グループの学会に行ってきました。
せっかくアメリカにいるんだから、
一度はアメリカの学会に行ってみたいと思っていて、
車で行ける距離のところで学会が開催されたので、
アメリカで看護師になることを目指している
韓国人の友達と行ってきました。

日本看護科学学会のように大規模な学会ではなかったですけど、
アメリカの学会を経験できて、本当にExcitingしています。
何が一番良かったかというと、
大学の教授と気軽に意見を交換できるところです。
アメリカの学校は、学生(生徒)と教員がリラックスして
遠慮なくお互いの意見を交換し合うことができます。
たとえ大学教授であっても、
学生の意見を尊重して聞いてくれるところが、
アメリカのいいところだなとつくづく感じています。
日本は文化的背景の違いがあって、少し難しいですよね。
あとは、プレゼンテーションのスライドの構成や、
ポスターセッションでのポスターの構成が日本とは違って”形式は自由。
人と違ってオリジナルの方がカッコいい!”って感じなので、
さすが自由の国アメリカ!!って思いました(笑)。

私も内容がよく分からないまま参加したセッションのひとつが、
不運にも(?!)リサーチミーティングセッションで、
アメリカの大学の教授(全員PhDを持っていました!)と、
看護倫理に関して、今後どんな研究を学会として進めていくかという
かなり難しいセッションに参加してしまいました。
7~8人しか参加者がいなかったので、私も自己紹介と、
自分が最近興味を持っている看護倫理に関する問題について
発言しなければいけなかったのですが、緊張しすぎて、
自分でも何を言ってるのか分からなくなったのですが、
どの人も我慢強く私の話を聞いて、コメントしてくれて、
とてもうれしかったです。

また、偶然アイオワ大学の学生と教員と話す機会ができて、
一緒にランチを食べたのですが、とても親切にしてもらいました。
もちろん、彼らはまず日本の私の家族や友達のことを心配してくれました。

こちらはもう3月も終わりだというのに、
まだ気温がマイナスの日が続いています。
もうそろそろ高梁の桜も芽を出す季節ですね。
大学に行く途中の川沿いの桜がなつかしいです。

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