南あわじ市にキャンパスがある農学部では、
その年の卒業生の中で特に優秀な学生に、
「南あわじ市長賞」が授与されます。
この市長賞を受賞する学生は、
成績優秀であることはもちろんのこと、
地域貢献やボランティアなどの活動も加味して選考されます。
今年の南あわじ市長賞は、
横山由紀子さんが受賞しました。
学業成績が農学部卒業生の中で最優秀であるだけでなく、
卒業に必要な単位を3年次にほぼ修得した上に、
4年次にも多くの専門科目を履修するなど高い勉学意欲があること、
また卒業研究では圃場での栽培試験から実験室での実験まで、
意欲的に幅広い研究を行ったこと、
さらに大学近隣での小学校でボランティア活動に力を注いできたことや
農業観光施設で県内外の観光客の方々に収穫指導をするアルバイトをしていたことなどが
総合的に評価されました。
今年は高梁キャンパスでの卒業式での授与が難しかったため、
南あわじ市のご好意で、
市長自ら授賞式を行っていただけました。
南あわじ市長から手渡された症状は、
なんと瓦で出来ています。
これは、南あわじ市が古くから、
瓦の製造業で盛んだったことに由来します。
副賞として、南あわじ市の特産品の詰め合わせも贈呈されました。
もちろん中には新玉ねぎも入っています。
卒業後は、農学部で得た知識を生かし、
地元の農業支援の仕事をする横山さん。
これからの新生活が、輝く日々で彩られますように。
今回快く授賞式を催行してくださいました、
守本市長をはじめ、南あわじ市役所の方々に、
心よりお礼申し上げます。
文責 EH