2017 年 2 月 23 日

キム先生の韓国アニメ事情 その4

皆さま、こんにちは。
韓国よりお送り致します、キム・イェオンです。

本日は、韓国独立アニメーション協会(KIAFA)を紹介したいと思います。
KIAFAは、アニメーションを制作するクリエーター、関係者が集まる団体です。

KIAFAの事務局では、
アニメーションに携わる人々の創作活動と人材交流に活力を与えるという目標を持ち
アニメーション映画祭の開催や会員の作品管理・配給など、様々な事業を行っております。

その中でも、毎年秋に開催されるアニメーション映画祭「インディアニフェスト」は、
アニメーションを学ぶ学生、プロフェショナルの作家を問わずに作品の応募ができ、
海外からの招待作上映も充実しているので、韓国の観客にとっては
新しいアニメーション作品を堪能できる上映と交流の場となっております。

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・映画祭に伴う作品展示にて、ナ・ギヨン会長 (青江文化産業大学 教授) (写真提供 KIAFA)

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・スタジオジブリの参加で韓国でも話題になったアニメーション、
 「レッドタートル ある島の物語」マイケル・デユドク・ドゥ・ヴィット監督とのSkypeトーク
 (写真提供 KIAFA)

アニメーション作品の配給事業では、
現在、727本の韓国のアニメーション作品がKIAFAと契約を結んでおり、
様々な上映の場や媒体を通じて観客に出会う機会を得ています。

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・花咲くコリア・アニメーション2016 名古屋会場にて、
 「Little King」キム・ヘミ監督の上映トーク(写真提供 KIAFA)

また、インディアニフェストは昨年より、アジアの各国からも作品公募を始めております。
日本でアニメーションを制作している皆さんにも、ぜひご自身の作品を応募して頂き、
韓国で作品の上映と交流を楽しんで頂く日が来たらと思います!

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