昨日、9月卒業予定者の卒業研究発表会がありました。
秋に入学して秋に卒業するというのは、普通留学生だけになります。
そういうわけで、今回も全員が中国からの留学生でした。
卒業研究としては、作品でも論文でもどちらでもいいのですが、今回は全員が作品発表でした。
実は、8月1日付けでアニメーション文化学科に、新たに佐々木洋先生という方をお迎えすることになりました。
佐々木先生の最初の仕事が、この卒業研究発表会での個々の作品に対しての講評ということになります。
アニメ制作の現場でこれまでずっと活躍なさっていた佐々木先生の目に、学生作品がどのように映ったかとても気になるところです。
「どの作品にも作る必要性があって制作しているのか、ちょっと物足らなさを感じる」というのが、佐々木先生の最初の印象だったようです。
きっと、何か大事なものが欠けているということでしょうね…。
でも、学生らは今回初めて作品すべてを自分一人で作ってみて、自分の至らなさに本当に気が付いたのではないかと思うのです。
そういう意味では、卒業に際してやっとアニメーション制作の出発点に立てたということでしょうか。