2019 年 11 月 4 日

ゲームジャム高梁2019、大団円です!!

10月26日(土)、27日(日)の2日間にわたって、ゲームジャム高梁2019が本学国際交流会館多目的ホールで開催されました。

ゲームジャムは、ジャズのジャムセッションのように、即席のチームで、2日間(30時間)などの短期間で、ゲームのプロトタイプを開発するイベントです。ゲームの企画から制作・開発、ローンチとマーケティング(宣伝)まで、すべてを体験できることから、海外・国内でもデジタルゲームをはじめとするコンテンツビジネスを学ぶ絶好のトレーニングであると考えられるようになっています。

ゲームジャム高梁は、今年で5回目。一般社団法人クリエイティブシティ高梁推進協議会と、岡山Unity勉強会が主催して、高梁市や吉備国際大学などが支援するスタイルが固まりつつあります。

今回ゲームジャム高梁2019の参加者(開発者)は41名、ボランティアスタッフ18名で、26日の午前9時40分から開会式、午前10時半から開始しました。

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開会式での近藤市長の来賓挨拶。司会の山根信二IGDA日本理事の撮影。

開会式は、山根信二国際ゲーム開発者協会日本理事が司会し、近藤隆則高梁市長、小林重樹高梁市議会議長からご祝辞をいただいたほか、本学アニメーション文化学部学部長清水光二も会場提供挨拶を行いました。

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清水学部長の会場提供側挨拶。

実行委員長の本学アニメーション文化学部教授井上博明が挨拶し、世話人のクリエイティブシティ高梁推進協議会石井聡美理事(高梁市議会議員)から、ゲームジャムのレギュレーション説明とテーマの発表がありました。

ゲームジャムは毎年テーマを設定し、テーマに沿ったゲームを開発します。今年のテーマは、昨年の西日本豪雨災害を踏まえて、「乗り越えていけ!」というテーマを設定しました。今年は過去最大7チーム編成。多目的ホールいっぱいが開発空間となりました。

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今年のゲームジャム高梁2019のテーマは「乗り越えていけ!」。昨年の西日本豪雨災害を乗り越えて、さらに地域が発展してほしいとの願いがこもっています。

今年は、本学部の学生も参加しました。また、岡山市内の専門学校を中心に、10代の参加が今までで一番多いゲームジャムとなりました。本学の学生は、絵師さんとして、はじめて会った仲間たちのチームに溶け込んで活躍していました。

チーム分けを発表したうえで、10時30分からゲームジャム高梁2019が開始しました。今年は、OHKさんからイメージキャラクターの「OH!くん」をご提供いただき、「OH!くん」を使ったゲームを作成できることとなりました。結局、2チームが「OH!くん」を使ったゲームに取り組みました。

ゲームジャム高梁の特徴は、充実した食べ物の提供。今年も、2日間のお昼と、2日目の朝食が無料提供されました。これは主催者の一般社団法人クリエイティシティ高梁推進協議会からの提供です。

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会場にはお菓子やドリンクなどの提供も。でも、飲食はホール内では厳禁。ロビーや食堂などを使ってくださいね。

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1日目の昼ごはん。バターチキンカレーとサモサ、サラダ。本学の卒業生や学生もごはんづくりでは大活躍しました。国際交流会館食堂で、手の空いた人から食事をとりました。

1日目夕方、どのようなゲームを制作するか企画発表を行ったうえで、会場が施錠された深夜まで開発作業は続いたようです。机に座って黙々と絵を描く人、コーディングする人、さらには床に座って休みながら作業する人、思い思いの様子で開発は進みます。

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2日目の昼ご飯。おにぎり100個!とからあげ、玉子焼き、玉子サンド、トン汁、フルーツサラダなどなど。

2日目は追い込み。写真は、締切り1時間半前の様子。修羅場ー!です。

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制作終了まであと1時間!

無事30時間を迎えて、フィニッシュ。各チームともになんとかゲームを完成させることが出来たようです。各チームが完成させたゲームは、海外ゲーム販売サイト href=https://itch.io/jam/game-jam-takahashi-2019>itch.ioからダウンロードして体験できます。

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完成したゲームは、会場に設置した最先端のゲーミングPC(TSUKUMOさん提供)で遊ぶことができました。開発が終わった参加者や、ボランティアスタッフが思い思いに遊んでいました。

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今回完成したゲーム一覧。個性豊かなゲーム。それぞれどんな「乗り越えていけ!」なのか遊んでみてくださいね。

今回も高梁市や高梁市議会から賞品が提供されたほか、OHKグッズやユニティテクノロジーズのノベルティーなども賞品・参加賞として提供されました。

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Unity賞の賞品「ユニティーちゃんバッテリー」。Unity賞は「パニックサバイバー」に授与。

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賞品として提供されたOHKグッズと、賞品・参加賞として提供されたユニティテクノロジーズのノベルティ。写真はラジアンさん提供

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OH!くんをキャラクターとして使った「OH!くんのスーパージャンプ」。画面もとても綺麗ですね。ご当地特産品なども登場して、楽しい雰囲気満載。OHK岡山放送賞受賞。

来年に向けてさらに飛躍が期待されるゲームジャム高梁。今後の飛躍のためにも、寄附や支援を募集中です!

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