晴天が続く中、北京培黎職業学院を訪れました。
あの有名な清華大学も近くにある、北京北西の環境に恵まれた所に、この大学は位置しています。
校内には、至る所に私たちを歓迎する言葉が見られました。
背後にあるのは、習近平氏がこの学校に対して寄せられた言葉だそうです。
最初に、北京培黎職業学院の学院長をはじめ、役職者の方々にご挨拶を行いました。
この大学は、1940年にニュージーランド出身の方が設立されたそうで、今もそれに続く欧米の方が関わっていらっしゃるようです。
その後、私たちの大学と学科の紹介の後、佐々木先生による講義がありました。
先生が手掛けてきた数々のアニメ作品の名に、培黎の学生らは驚きの声を上げていました。
佐々木先生の後は質問の時間を設けて、日中のアニメに関することを何でも話題にしてみました。
中国の学生からは、「日本ではどうして3Dアニメの制作がこんなに遅れているのか」、との鋭い質問も飛び出すほどの関心の高さが窺えました。
午後は相互の学生による発表会がありました。
今回の研修旅行に参加してくれた外国学科の学生らは、あちらの学生と一緒に英語の朗読を行いました。
それぞれが自分の担当個所を読み上げたのですが、日本の学生たちも落ち着いて発表ができていました。
驚いたことに最後には、芸術学部アニメ学科の学生さんたちが描いてくれた日中のキャラクターを、私たち一人ずつにプレゼントしてくれたのでした。
どこまでも熱い歓迎ぶりに驚くとともに、本当に感謝感謝です。
私は、中国産アニメの急激な進化を国内外に示したと言われている「哪吒(ナージャ)」を選びました。
日本のアニメは、これからはもううかうかしてはいられません。周辺諸国の進歩には、目覚ましいものがありますから。
北京培黎職業学院のみなさま、大変お世話になりました。
謝謝・謝謝!