今回は、山本敦之先生が基礎演習(オムニバス形式)で担当されたときの授業内容を、経時的に文字で再現してくれたものです。
さあ、パソコンの前に座ってマウスを握り、人差し指の準備運動を軽く済ませてから、読み始めてください。
Click、click、click、click、click、click、click、・・・ 追体験学習の旅に出発です!
この本は国立新美術館で2015年に開催された「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」という展覧会にともなって刊行された書籍です。
先日の基礎演習でこの本を軸に、マンガの歴史を紹介しました。本書においてマンガについては漫画評論家の中野靖行先生が「マンガ史1989-2015」と題してまとめられています。1989年というのは手塚治虫の没年です。
マンガ作品の数は膨大でその全貌を知ることは至難と思われます。しかし手塚治虫を鍵に、マンガ史に時代区分をもうけて整理することができると考え、それを学生諸君と見てゆきました。そこで、「マンガ史1989-2015」を見る前に、手塚治虫のデビューを発端に様々な作品、作家を紹介しました。
まずnet.で「手塚治虫」Wikipediaを開き、2.3デビュー、赤本の世界へ に行きます。
メトロポリスをclick、記述を読んだあと、外部リンクの手塚治虫公式サイト内作品ページ(マンガ)、(アニメ)を見ました。マンガの方は電子書籍を一部立ち読みもできました。
2.3デビュー、赤本の世界へ にもどって新寶島をclick。ここでも外部リンクの手塚治虫公式サイト内作品ページにも行って、電子書籍の立ち読み。
2.3デビュー、赤本の世界へ にもどって、新寶島(新宝島)の革新性 をclick。マンガにおける「映画的手法」の導入についての議論などを読んだ後、2.4雑誌連載開始 にゆき、鉄腕アトムをclick。記述を読んだ後、外部リンクの手塚治虫公式サイト内作品ページ(マンガ)。鉄腕アトムにもどって、作者没後の作品のうちPLUTOとアトム・ザ・ビギニングを紹介、「手塚治虫」Wikipediaにもどる。
2.9死去 の中のネオ・ファウストをclick。記述を読んで、外部リンクの手塚治虫公式サイト内作品ページ(マンガ)。
また「手塚治虫」Wikipediaにもどって、3.8関係の深い漫画家 に。藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、横山光輝、松本零士、永井豪、さいとう・たかを、大友克洋、諸星大二郎 をそれぞれ見てゆきました。
手塚治虫が登場し、その斬新な手法に衝撃を受けた人々によってマンガの世界が爆発的に拡大していった時代を、点描によってではあるけれど、振り返ることができたと考えます。