今年度の学科リーフレットが完成しました。
今月のオープンキャンパスでは、このリーフレットの配布も行います。
なお、リーフレットの全体は、こちらから閲覧することも可能です。
岡山県立早島支援学校病弱部の生徒さんより、アニメーション文化学科に対してアンケートの依頼がありました。
早島支援学校では、「総合的な探究の時間」の活動の一環として、今回はアニメーションを取り上げることになったそうです。
生徒さんらがアニメーションの魅力を自ら調査し、その研究結果を学内において発表して、アニメーションへの理解をさらに深めてもらおうというのが、その目的とのことでした。
「あなたの好きなアニメは?」
「その理由は?」
「そのアニメの好きなシーンは?」
「アニメを通して学んだことは?」などなど。
生徒さんらの熱い想いがこもった質問は、こちらの学生たちにとっても、自分とアニメとの関係を改めて問い直すいい機会になったようでした。
逆に、病弱部の生徒さんにとっても、「推しのアニメ」が一体どういう意味を持つのか、ちょっと伺ってみたいような気がしてきますよね。
きっと共通するのは、アニメの力を信じるということでしょうか。
そうであったらいいな、と一人勝手に思っています。
早島支援学校病弱部の生徒さんとアニメーション文化学科の学生は、普通ならば関わりあうこともないのでしょうが、今回は大好きなアニメを介して出会うことができました。
そうしたアニメの存在に、感謝したいと思います。
現在アニメーション文化学科の学生たちは、同人誌の制作に懸命に取り組んでいるところです。
出来上がれば、早島支援学校病弱部のみなさんにもぜひお送りしたいと思いますので、どうぞ楽しみに待っていてください。
今日は中国の黄岡師範院から、漆昌柱学長を始め、合わせて5名の方に高梁キャンパスに来ていただきました。
学内の主要な施設を見学していただいた後は、アニメーション文化学科に在籍中の黄岡師範学院出身の3人の学生にも会っていただきました。
3人の留学生には先生方よりいろいろな質問がなされていましたが、印象に残った発言を二つ。
・黄岡師範学院では、学生は基本寮に住みことになっている。でもこちらでは、アパートに一人で住むことになるので、生活面でずいぶん自立・自活ができるようになった。料理も上手になった。
・今から思えば、黄岡師範学院の1年次からもっと多くの日本語授業を提供してほしかった。そうすれば、日本に来てからの苦労がずいぶん軽減されるはず。
学院トップの役職者らに対しても、堂々と自分の意見を述べる学生らの姿がとても印象的でした。
日本語でボソボソと話す時とは、大違いです。
学生らの意見が取り上げられ、日本への留学のためのよりよい教育環境が実現することになれば、これ以上いいことはありません。
今年の11月には、黄岡師範学院からの来日研修団が改めて再開されそうだとのこと。
コロナ後の、うれしいニュースです。
またお会いできる機会を、心より楽しみにしています。
5月21日(日)、今年度最初のオープンキャンパスが開かれました。
快晴の中、広島や香川からも足を運んで下さり、どうもありがとうございました。
実技体験ではまず最初に、佐々木洋先生の普段の授業の様子が紹介されたました。
Teamsのチャットを使って学生作品を受け付け、指示と修正を加えて毎回それぞれに返送しているそうです。
なかなか手間のかかる指導です!
その後は、高校生のみなさんはそれぞれペンタブを使って、イラストに挑戦することに。
今日初めてペンタブを使ったという人もいたのですが、手描きの基礎ができている人はあっという間にデジタル描画にも慣れていくようですね。
お見事です!
できれば夏のオープンキャンパスにも参加して、今度は別の先生の実技体験にも挑戦していただけたら嬉しいですね。
アニメの制作工程は、想像以上に多様で複雑です。
ご参加、どうもありがとうございました。
5月15日、2年生対象の授業「キャリアデザインⅡ」の中で、冨田聡先生に特別授業をやっていただきました。
「職業理解:アニメ関連企業への就職や働き方」という内容です。
実は、今年の2月には3年生を対象に実施し、それが現4年生の就職活動に活かされているようなので、新2年生にも同様の話をしていただこうと考えた次第です。
2年生の場合、まだ時間があります。そういう2年生に特にお薦めなのが、次のことです。
将来就職したいアニメスタジオのアニメ作品については、ある程度の量を見ておくことが重要です。
面接の際に、自分が好きなある「一つの作品」についてだけ熱い思いを語ることよりも、その「会社」そのものの特性や傾向をよく理解していることを示せるよう、有名な作品を複数バランスよく見ておくことが大事なのだそうです。
これは、楽しみながらできる企業研究ですよね。
2年生のみなさんは、是非ともこれを実践してみましょう!
中国の黄岡師範学院へのオンライン授業を、本日より開始いたしました。
コロナが収まり今後は交流が盛んになることが期待されますが、まずはオンライン授業からということです。
今回の授業提供の予定は、次のようになっています。
清水光二 教授
5月15日(月)2時限(11:10~12:40)
「映画の誕生とシナリオ」
(映画が「語る」ことを知った時に遡って)
佐々木洋 准教授
5月19日(金)3時限(13:30~15:00)
「風景画とアニメ美術の違いと鑑賞の手引」
冨田聡 准教授
5月19日(金)4時限(15:10~16:40)
「日本のAnime会社 作品&歴史」
(日本のアニメ会社のルーツと現在に至る独立と発展、人気会社と作品の解説をします。)
前嶋英輝 教授
5月22日(月)3時限(13:30~15:00)
「3Dモデリングと粘土塑造による頭像制作比較」
(頭像の粘土と3Dソフトでの制作の比較をしながら造形方法の要点を解説します。)
3年前に大学に来て下さったあちらのお二人の先生も、お元気そうで何よりでした。
そして、通訳の高さん、映画関係の話は初めてとのことで、同時通訳は本当に大変だったと思います。
お世話になりました。
うまくいけば今年の秋ごろには、黄岡師範学院の研修団が再び大学にやって来られるかもしれません。
その時を、今からとても楽しみにしています。
5月8日から6月9日まで、2号館ラーニングコモンズにおいて、アニメーション文化学科「学生作品展示会」が開かれています。
佐々木洋先生の授業「イラスト基礎」「イラスト演習」で作られたものがほとんどですが、手描きやデジタルなど、学生が挑戦した様々な手法がそこには見て取れます。
他学科のみなさんにも、同年代の学生が一体どのようなものを描いているのか、ご自身の目で確かめていただけたらと思います。
昨日入学宣誓式があり、今日は新入生のオリエンテーションがありました。
一番戸惑ったのが、履修登録のことだったと思います。高校までとはまったくやり方が違いますからね。
でも、大丈夫です。先輩たちも最初はそうでしたが、1年後にはみんな自分で履修登録ができるようになっていますから。
「アニメーターになりたいのなら、スケッチブックなら箱の単位で考えるべし、紙なら月に1000枚単位で描くことを考えろ!」とはある先生のお言葉でしたが、それだけの覚悟が必要だよという励ましの言葉なのですよ。
昨日、今年度の学位記授与式がありました。
卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
実は、式典後学科別に分かれた教室では、WBCの話題で卒業生と一緒に大いに盛り上がりました。
コロナやウクライナ戦争などで暗いニュースが多い中、卒業式の当日(しかも直前の)侍ジャパンの優勝は本当に奇跡のような出来事でした。
先生方から卒業生に贈られるはなむけの言葉にも、WBC優勝に関係したものがたくさんありました。
その中で名言だと思われたものを、ここで一つご紹介。
「これまではずっと足軽ジャパンだったけど、今回は本当に侍ジャパンだった!!!」
卒業生のみなさんも、4月からの職場では、まだまだ「ひよっこ侍」でしかありません。
一日も早く一人前の立派な侍になられることを、心より願っています。
学科の特性か、あえて野武士の道を選んだ卒業生もいます。
体に気をつけて、自分の道を果敢に切り拓いていってください。
健闘を祈ります。
3月3日(金)、備中県民局提案型協働事業実績報告会で、アニメーション文化学部の学生が発表をしました。
備中県民局提案型協働事業実績報告会の様子。委員の先生方の前でキムラくんもちょっと緊張気味?
アニメーション文化学部は、ほかの学部の先生や職員の方々にも支援を受けて、高梁市に本拠を置く一般社団法人クリエイティブシティ高梁推進協議会に協力して、ICTクラブ高梁や、ゲームジャム高梁の企画・運営等を支援してきました。
ICTクラブ高梁は、情報通信技術(ICT)にかかわるさまざまなツールを通して、世代を超えて地域の人が交流できる場を提供することを目指しています。そのために、備中県民局の助成を受けて、常設会場を設置し、いろいろな講座などのイベントを実施してきました。ICTクラブ高梁については、クラブのホームページをご覧ください。
また、ゲームジャム高梁は、短期間(2日間)で即席のチームでゲームを開発して、その出来栄えを競うイベントです。現役クリエイターやエンジニアと、学生・生徒が交流できる貴重な機会を提供しています。毎年吉備国際大学が後援して、国際交流会館多目的ホールで開催してきました。今年のゲームジャム高梁2022については、ブログ記事をお読みください。
アニメーション文化学部のキムラカズキくんは、ICTクラブ高梁のメンター(講師補助)として活躍してきました。今回、キムラくんは、この実績報告会で、ゲームジャム高梁も含むICTクラブ高梁の活動について報告しました。デジタルものづくりの機器や装置を備えた常設会場ができたこと、地域の子どもたちを受け入れる見学会を開催したこと、ゲームジャム高梁が盛況だったことなどについて、報告してくれました。
質疑応答では、2人がよく知る吉備国際大学の先生が委員にいらっしゃることがわかって、質問をした委員の先生ともども3人でびっくりするなどということがありました。質疑応答でも、キムラくんはしっかりと回答をしてくれ、「成長しているじゃん!!」と(お)は思った次第です。はい。
こんな感じで、ICTクラブ高梁やゲームジャム高梁を通じて、学生の活躍の機会がますます増えることを願っています。
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