シャネルのメイクアップにおける絶対色「赤」。シャネルの色彩決定の最高責任者、モンクルトワ氏は、新しい赤を求めて日本を旅する途中、新しく手に入れた「ベニバナ」の可能性を探りに、古代染料を研究する下山教授のもとを訪れました。そこで、下山教授は、シャネルが口紅のベースとしている赤色色素のコチニールにベニバナを加えたのです。それによって、より赤色の色覚が生じる光が蛍光として放出されることを新たに発見し、これが今回の口紅"AKA"の商品化につながりました。
詳しくは、SPUR No.181
2004Novemberで紹介されています。
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