2014 年 7 月 18 日

7月17日フィールド実習

17日は1年生のフィールド実習でした。

 

早いもので1年生は春学期最後の実習です。最初は固かった1年生ですが、

今ではもうすっかり打ち解けてのびのび実習を楽しんでいるようです。

今日は春に植えたものを片っ端から収穫する、プチ収穫祭りです!

 

まずはカボチャ!

 

カボチャはヘタの部分が木のように固くなってきたら取り頃のサインです。

学生たちはノコギリ鎌片手に次々とカボチャを見つけてきました。

 

続いてハウスで栽培しているナスとピーマン!

 

今年最初の実習で植えて、5月頃に何度もアブラムシで悩まされたナスと

ピーマンでしたが、なんとか回復して今では近くの直販所に卸せるまでに

なりました。今日収穫した分は持って帰っていいよと言うと、真剣に

品定めを始めました(笑)。

 

最後は、お楽しみの南あわじ良太郎スイカです!

5月の初めにもお伝えしましたが、俳優の杉良太郎さんと南あわじ市が

協力して昔の美味しかったスイカを復活させるプロジェクトに参加させて

もらっているのですが、よく流通しているスイカ苗とは違い実生苗なので

根がとにかく弱いんです。なので、とにかく根張りを良くしようと色々

工夫しました。実がついてからは毎週スイカの向きを変えてスイカ全体が

色づくように努力しました。その結果・・・

 

穫ったどー!

 

どうやら小玉品種は特に皮が薄いらしく、先日の連続的な雨で次々に割れてしまい

ましたが、今日は大玉品種12個と小玉品種22個を収穫することができました。

 

収穫したからには気になるのは、お・あ・じ、です。手間ひまかけて大事に育てた

南あわじ良太郎スイカはどんな味がするのでしょうか!?

 

シャクッ(スイカを切る音)

 

はむ(スイカを食べる音)

 

おぉ!甘い!

そして瑞々しい!

 

すごい水分です!もうスイカを食べているのか飲んでいるのかわからないぐらい

口の中が水分で一杯になります。そして驚いたのは皮の薄さ!市販されている

スイカは皮の近くは青臭くて食べられませんが、皮に近づいても全く青臭くなく、

かなりぎりぎりまで食べられます。小玉品種は特に皮が薄く、大玉より糖度が

高くて学生には大人気でした。なのでスイカを切っても切っても追いつかないので、

写真を撮る暇がありませんでした・・・。手間ひまかけたスイカがこんなに美味しく

出来て、学生たちも大満足の実習でした。

 

実は、今回の実習で収穫した南あわじ良太郎スイカと圃場で穫れた美味しい玉ねぎを

皆さんに食べてもらえることになりました!今週末(7月19日)開催される地域創成

農学部のオープンキャンパスで、来て頂いた方にこの南あわじ良太郎スイカと学生が

育てたタマネギをご提供させて頂きます!ですので、皆様ぜひ美味しいスイカと

玉ねぎを食べにオープンキャンパスに遊びにきて下さいね!

 

吉川貴徳

カテゴリー: 実習