2014 年 9 月 22 日

研究出張の様子

こんにちは。久々のブログ更新です。

夏休み期間も残すところ数日。来週からは秋学期が始まります。
大学の先生は、夏休み期間中、自分の研究に勤しんでいます。この期間中に実施した、海外研究出張の様子を簡単に紹介します。

①香港(8月)

出張目的は、日本の農産物輸出の研究です。日本の農産物・食品を取り扱う現地事業者から聞き取り調査をしてきました。

下の写真は、香港の大規模な食品展覧会と卸売市場の様子。
展覧会では、日本全国から農産物・食品関係者がたくさん出展していました。

  
全中のブース。                 クロネコヤマトのブース。 

  
岡山県のブース。とてもきれいです。     深夜に開く、果物専門の卸売市場。
ちなみに、後ろの幟は、世界に誇る
岡山ジーンズの生地で作られています。

昨今、「ブーム」となっている日本の農産物・食品の海外進出。これからどのように進んでいくのでしょうか。香港などでは、日本のモノは当然の如く売られており、「輸出すればすぐに売れる時代は終わった」と言われます。その結果、一部の品目では、日本の産地間の競争が激しくなっています。日本農業にとって有望な海外市場ですが、現在は、その「使い方」を工夫しなければいけない段階に入っています。また、出荷調整など、産地に対し協調的行動をとらせるような枠組みも必要となるでしょう。

②上海・青島(9月)

出張目的は、中国経済研究です。档案館という公の資料館に連日通い、資料調査をしてきました。良い資料が見つかって収穫がありました。

 
写真(左)は档案館。お役所なのでとても立派な建物です。 ついでに、青島の大学にて、同業者や大学院生向けに研究報告をしてきました。学生さんも積極的に質問して下さって楽しくできました。

文責:は

カテゴリー: 新着情報 研究