本学の調査研究で日ごろお世話になっている八木地区の馬回(うままわり)集落で、
シェアハウスの取り組みが始まりましたので、ご紹介します。
集落の約30世帯のかたがたは、ほとんど専業・兼業で農業をされていて、
1年を通じ、お米、タマネギ、ハクサイ、レタスなどなど、休みなくつくっておられます。
ですが、やはりここでも農地管理の人手不足をどうするかという課題があります。
しかし! 南あわじには大学生が、しかも農学部の若者がいるではないか!
ということで、集落の発案で、シェアハウスの取り組みが始まりました。
簡単にいいますと、集落の草刈りや行事への参加を条件に、
空家をシェアハウスとして安価で貸していただくというものです。
それだけでなく、学生の希望があれば、空いている田んぼで作ってみたいものを作ってもよし、
という魅力的なお話でした。
今年の1月から4年生2名、4月からは、なんと新入生2名も加わって、4人で暮らしています。
学生たちは、ここの地ならではの農家さんの暮らし方、いろいろな技術、
集落を維持するとはどういうことか、といったとても大切なことを、学びとってくれると思います。
シェアハウスでの出来事を、随時UPしていきますので、ご期待ください。
(森野)