2019 年 10 月 31 日

10/31 ハロウィンの日のフィールド実習

みんなで種まきした玉ねぎの苗は順調に生育中。

こんなに小さくても、玉ねぎはやっぱりネギっぽい。
さすがはネギ属です。
(「生物の進化と多様性」の授業でやりましたね!!)

ハクサイも順調に生育しています。

今日はまずは種まきです。

コマツナと水菜

そして大根とカブ。

カブの種は袋から出すと真っ青。

これはもちろん元々の種の色ではありません。

農薬取締法で認められた殺菌剤や着色剤で
種子をコーティングしてあるのです。

わずかな量で効果的に病害を防除できるのですから、
スゴイ技術ですね。

種まきの次は、除草です。
まだ草の根が浅いので、
表面の土を削ることで、効率よく除草することが出来ます。

この作業のことを、相野先生も盛野先生も
「かじく」とか「かじいていく」と言われたのですが・・・。

関東育ちの筆者はわからず。

実習後に調べたところ、
「かじく」は播州地方の方言で、
標準語では「耕す」「掘る」という意味の言葉なのですね。

春学期の生物学実習でも、
大阪出身の村上先生が
「シャーレはてれこに置いて」と言われて、
「テレコ?」とみんなで騒然としたことがありました。

これまた「互い違いに」「あべこべに」という意味の関西弁。

大学というのはいろんなところから人が集まっているところなので、
言葉一つとっても、多様性があることがよくわかります。


なにはともあれ、みんなで頑張って「かじき」ました!

学生が苦戦している横で、
相野先生はほとんど力を入れずにスーッとやっています。

このレベルに達するにはまだまだ修行が必要ですね。

そのあとでハクサイに追肥です。

先日の雨の影響が残っていて、
この部分はまだまたぬかるんでいて、
入るのも一苦労、出るのも一苦労。

あ、そうそう。

この「ぬかるんでいる」という状況も、
兵庫県の方言では
「じゅるい」といいます。

「そこ、まだじゅるいから、気ぃつけてなー」
と相野先生から声が飛ぶ中、
みんな頑張りました。

最後は間引き。

種の播き方が大雑把だと、
間引くのが大変だとわかったのでは・・・。

間引き菜を使って、芸術作品も完成?

今日はハロウィンということで、
学生も盛り上げてくれました☆

教員は地味でしたね。反省。
E.H.

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