記録的な暖冬と言われていますが、やっぱり寒い!!
寒くても、フィールド実習はちゃんとあります。
植物は寒い中でも地道に成長していますからね。
まずは玉ねぎの追肥。
10月初めに種まきをして、12月に移植して、
収穫するのは来年の6月です。
栽培期間が長いだけに、追肥はとても重要です。
必要な時に肥料がないと、育ちが悪くなってしまいますし、
逆に必要ないときにたくさんあっても意味がありません。
多すぎたら肥料代がもったいないし、環境にも悪い。
最適な量を、最適な時期に。
ということで、圃場のサイズを計算して、
必要な分を量っていきましょう。
今回使うのは、その名もズバリ、
「淡路玉葱化成」!!。
計算の結果、2キロずつバケツに入れればいいということに。
入れる人、支える人、読み取る人と、
すぐに協力体制が出来るようになったのはさすが!
これをむらなく、まんべんなく、撒いていきます。
みんなでやると、あっという間ですね。
もしこの作業を一人でやることになったら、
それはそれは大変です。
「肥料をまんべんなく撒く」という機械も、
もちろん世の中には存在しますが、
大学の実習は手作業が基本!
ちなみに「肥料をまんべんなく撒く機械」、
つまり「肥料散布機」は、
ブロードキャスター、
略して「ブロキャス」と呼ばれることが多いです。
broadcastと聞くと「放送する」という意味だと思ってしまいますが、
実はbroadcastには「広める」というニュアンスがあるため、
「散布する」という意味も含むのですね。
さて、追肥が終わったら、今日のお楽しみの収穫です。
まずは白菜。
ほれぼれするほど、美しいですね。
まずはざっくり切ってから、
外側の葉を切り落としていきます。
もうすっかり手慣れたもの。
こんなに立派なのが採れました!!
お次はレタス。
瑞々しくて、シャキシャキしているので、
収穫するそばから食べちゃいましょう。
こんなアイテムも持ち込めば、
さらに美味しく☆
そしてカブを収穫です。
こちらも出来が良くて、ほれぼれします。
カブというと甘酢漬けのイメージが強いようですが、
個人的にはこのカブ、ポタージュにすると絶品だと思っています。
学生にもぜひ作ってほしいと思うものの、
ミキサーがないから難しいかな・・・。
収穫した野菜はコンテナに入れて、
大学まで運びます。
今日も豊作♪
白菜は、お好み焼きに入れても美味しいよ。
(ギョウザもいいよねえ)
EH