12月2日に1班、16日に2班と分かれて行われた施設見学。
今回は淡路農業技術センターを見学しました。
まず、会議室でセンターの方から淡路の農業と畜産のお話を聞きました。
興味深いお話の中で印象に残ったお話は、乳牛の人工授精のお話です。
人工的に授精・妊娠させて、効率よく生乳を生産しているとの事でした。
普段、酪農のお話を聞く事がないのでとても勉強になりました。
また、農業のお話も農業機械や圃場の整備など大変参考になる内容でした。
続いて、施設の見学をしました。
まず、酪農エリアです。
下の写真は牛の肥料となる「ソルゴー」という植物です。
広大な土地に沢山育っていました!
近くでみるとこんなにおっきい(・○・)
そのソルゴーをロール状に丸めてラッピングしたのが下の写真です。
ラップサイレージと言って1ロール400㎏あります!
ロールの中で発酵がすすんで牛が食べられる様になります。
ラップサイレージのおかげで大規模なサイロ設備が不要になりました。
ちなみに、ソルゴーは牛の好む甘さがあると教えてもらい食べてみると・・
甘さはあまり感じられませんでしたが、全く草臭くありませんでした!
ここ↓は、搾乳専用の牛舎で、餌をいろいろ変えて乳の出具合を研究している所です。
餌は半日で30㎏食べます!
たくさん食べてたくさん乳を出しているんですね♪
牛は、子牛の頃から人間に育てられているのでとても人懐っこくてかわいいです!
1班の学生はちょうど牛の散髪風景を見られたようです。
興味津々の学生たち(笑)
続いて、農業エリアの見学。
温室ではカーネーションが育っていました。
肥料・水やりは自動制御されてるとの事(驚)
ここでは、電気空調による生育・品質等の向上と重油ボイラーとの光熱費の比較の研究が
行われていました。
この機械は、果樹園に農薬を散布する車のような機械です。
スピードプレーヤーと言います。
圃場では地下水位制御システムの説明をしていただきました。
地下水位制御システムとは、圃場の地下に埋めたパイプを使って排水や給水を行い、圃場の水分を適度に保つシステムです。
雨の後、普通の圃場では作業が再開できるまで4日程度かかるのに対し、システムを導入した圃場では2日程度で作業が再開出来るとの事でした。
また、圃場ではレタスや白菜の肥料や品種の試験が行われていました。
最後に果樹園を見学して終了です。
今回の見学は、とても刺激になる内容の見学でした。
知った知識や思いを今後の実習に活かせればと思います!
淡路農業技術センターの方々。今回はありがとうございました<m(__)m>
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2班の学生の中で、センターでみかんを箱買いしている学生を発見(笑)
淡路のみかんは甘くて美味しいとの事でした(^0^)