吉備国際大学で保健師の資格をとり、現在企業で産業保健師として働いています。
普段は従業員の健康管理として
定期・特殊健康診断やメンタルヘルス対応の仕事をしていますが、
海外勤務者の健康管理のため現地に出張に行くことがあります。
先日、現地で勤務している人の健康チェックの為、シンガポールに出張しました。
現地では血圧測定・検尿・問診などの健康相談の他、
現地医療施設とコンタクトをとり、検査および治療が必要な方には紹介をしました。
衛生管理として現地事務所・現場・食堂・宿舎などの職場巡視や、
同行した医師の「脱水についての講義」の手伝いを行いました。
普段日本から離れて働いている方は、疎外感を感じることも多いようで、
日本から健康管理のための出張は喜ばれ、治療や生活習慣の改善に結びつきやすく、
又、保健師との信頼関係もこういった機会に築かれるケースも多いです。
保健師側としても、現地を見ることで食生活などの保健指導にも生かすことができ、
効果は双方にとって大きいものです。
産業保健師は保健師の中でも就業割合が低く、目立ちにくい職業ではありますが、
「成人期」に働きかけることができる「予防医学」としてはとてもやりがいのある仕事です。
現在の経済状況のせいもあって、産業保健師としての就職は非常に厳しいですが、
在学生の皆さんも、産業保健にもぜひ目を向けてください。
※シンガポール空港では弊社が作ったAPMとよばれる、無人運転の電車が走っています。
写真はその電車です。みなさんもシンガポールに出かけた時には乗ってみてください。




桜のつぼみもほころび始め、
花の便りもあちらこちらから聞かれる季節になりました。

<大学からの眺め>
平成22年4月4日(日)、吉備国際大学で入学式がとり行われました。
保健科学部看護学科にも新入生を新たに迎えました。
初めての大学生活。
期待と不安を胸に入学されたことと思います。
早速、専門教科の講義や実習が始まっていきます。
新しい発見がたくさんあります。
大変なこともたくさんありますが、共に頑張っていきましょう!

<新入生オリエンテーション風景>
月日はどんどん過ぎて、あっという間に卒業して1年が過ぎました。
3月20日(土)
11期生の同窓会を岡山で開きました。
卒業してバラバラになった私たち。
北は栃木、南は福岡から...
半数以上の同期生が岡山に集合です!!
1年ぶりの再会。
一人ひとり、今どこで何をしているのか近況報告を行いました。
見た目はさほど変わっていない同期生・・・
中身は本当に変わったという声がたくさん。
仕事をしている人、大学院に進んだ人...
1年という時間はあっという間でしたが
それぞれ本当に濃い時間を過ごしていたんだと思います。
1次会が終わり2次会3次会と...
時間がたつのは早く、話は尽きず・・・で朝5時まで。
最後は円陣を組んで次回の同窓会を約束して解散しました。
先生方、11期生の皆さん忙しい中ありがとうございました。
次回の同窓会が楽しみです。

11期生 同窓会幹事

橋本眞紀先生、難波峰子先生、安東勝弘先生が退職されることとなりました。
先生方にはこれまで看護学科に大変ご尽力いただき誠にありがとうございました。
今後のご健勝、ご活躍をお祈りいたします。



平成21年3月22日(月)
吉備国際大学では平成21年度学位授与式がとりおこなわれました。

皆さんの卒業を祝うかのような、うららかな天候に恵まれました。
看護学科の学生41名もこの良き日に卒業することが出来ました。

4年間の思い出がたくさんつまった学生生活。
期待と不安を胸に入学した1年生。
始めての本格的な病院実習があった2年生。緊張の連続だったけど実習指導の方をはじめ
まわりの方々や仲間との中で多くのことを学びましたね。
3年生。半年間の各論実習。色々な病院や施設などに実習に行き、辛いこともあったけど
それ以上に大きく成長できましたね。
そして4年生。
看護師・保健師国家試験。直前まで勉強し、みんなで頑張りました。
受け取った学位記は、4年間の皆さんの努力の結晶の証です。

皆さんのご健闘とご活躍を祈っています。

またどこかでお逢い出来るのを楽しみにしています。

3週間の基礎看護実習を終えて、
3月16日に大学内で実習のまとめを行いました。
グループで実習の学びを発表しました。
実習中の緊張感もほぐれ、
リラックスした様子が表情だけでなく服装にも表れています。

他の大学生は春休みを満喫しているのに、看護学科2年生の皆よく頑張りました。
4月からは3年生、もっともっとたくさんのことを学習していかなければなりません。
この基礎看護実習での学びを今後につなげて下さい。
とりあえず、短い春休みをしっかり休んで、遊んで下さい。
基礎看護実習担当教員
3月12日金曜日、基礎看護実習が終了しました。
12日は岡山大学病院の控え室にて記録の整理をしていきます。

基礎看護実習は学生にとって、初めて病棟で実習を行い、
患者様に実際に看護を展開する場でした。
今回、岡山大学病院入院棟東5階病棟で
実習を行っていたグルーを紹介します。

東5階病棟では主に眼科の患者様を受け持たせていただきます。
基礎看護実習では、病棟スタッフに指導を受けながら、
点眼(目薬をさすこと)についてのパンフレットを作成しました。
患者様にどのように伝えれば、正しく点眼していただけるか、
学生なりにたくさん考え出来上がったものです。

学生の一言 ↓

基礎看護実習が無事に終了したのも、
病院の病棟師長様、指導者様、病棟スタッフの皆様のお陰です。

3年生老年看護実習が終わりました。
患者さん・高齢者の皆様の温かいまなざしの中で
実習がおえましたことを感謝申し上げます。
スタッフの皆様、学生は皆様の姿を手本に今後学びを進めていくと思います。

<感染指導>

<お別れが寂しいです>
昨日(9日)は朝から、県南でも雪でした。
交通機関の乱れもあったようですが、伯備線での通勤に影響はありませんでした。
もちろん大学の周辺も雪が降っていました。
写真1は公衆衛生看護実習室から、写真2は6号館南側からの風景です。

帰りの電車が倉敷に近づいた頃、ふと窓外を見て、「えっ?」と目を疑いました。
「高梁より雪が多い!」こんなことってあるのですね。
後で聞いたところでは、倉敷付近は「大雪」だったけど、岡山はそうでもなかったとのことです。
ところで、現在は2年生が基礎実習中で、大学に残っている教員も少なく、
明かりが消えた研究室が多いので、余計に寒く感じます。
看護研究のため、3年生がちらほらと顔を見せる程度で、本当に閑散としています。
来週には教員が帰ってきますが、時間割の調整、4月からの授業の準備など、
多忙な日々が続きます。
尾瀬
4年生の看護研究論文集が出来上がりました。
この看護研究論文集は、3年生春学期の看護研究Ⅰと、
4年生秋学期の看護研究Ⅱで行った研究の集大成です。
講義や臨地実習、教育実習などで多忙な中、よく頑張りました。
4年生の皆さんの晴れやかな、達成感あふれる顔を見て、
今までの苦労も吹き飛びました。
一人一人に声をかけながら看護研究論文集を手渡していると、
卒業式の練習のようで、感激してちょっと涙ぐんでいたら、
「先生、まだ卒業まで1ヶ月ありますよ」と言われてしまいました。
みんな、本当にステキないい笑顔です。
臨地実習が終わった3年生は、大学に来て、指導教員から看護研究の指導を受けています。
後輩の皆さんも頑張って、この充実感、達成感を味わって下さい。

看護学科 長町