2021Oct24
さまざまなハンディを持ちながら、芸術活動を行っているアーティストたちが描いた「モナリザ」を展示する『希望の星 at JUNSEI~「モナリザ」たちの卒業式~』が開幕しました。
10月24日(日)、会場となった高梁キャンパス内の順正記念館(順正寮跡・岡山県指定史跡)では、オープニングセレモニーが行われ、集まった関係者や来場者を前に、順正学園 加計美也子 専務理事、吉備国際大学 河村顕治 学長、吉備国際大学文化財総合研究センター 大原秀行 センター長がテープカットを行いました。
加計専務理事は、「障がいを持った方々が、無心に邪念なく描いたモナリザは心に迫るものがあると思います。皆さんご存じの、あのモナリザから思いもよらない斬新な発想、人間の持っている可能性がたくさんつまった展覧会になっています。」とコメント、この日は約40名が来場し、さまざまな感性で描かれたモナリザに目を奪われました。
なお、これまで本学にて所蔵しておりましたこれら作品は、今後、岡山市の一般社団法人岡山障害者文化芸術協会に譲渡し、よりよく生かしていただくことになりました。本学を巣立っていく作品たちの、「卒業式」の意味を込めて、このたびの展覧会を開催しております。
会期は、11月6日(土)まで、毎日11時に開館し、15時までの開催です。